飯山一郎の『チャートで明日を読む!』



   ☆一目均衡表は『市民の条件』!

   われわれは資本主義社会の住民だ.
   資本主義社会の根幹をなすのは資本市場である.
   資本市場とは株式市場のことだ.この株式市場に
  関する知識は,資本主義社会の人間にとって,最も
  重要な素養なのである.
   
   資本主義社会において,大半の人間は会社に所属  
  するサラリーマンである.
   いや,会社に隷属した人間が大半で,『社畜』と
  いったほうがいい,と言う人もいる.
   いずれにしろ,資本主義社会において,真に自立
  して生きていくのは難しい.
   真に自立して生きていける人間だけが『市民』と
  いえるのではないか!? …と私は考えている.

   ところで…,
   株式市場に関する知識・教養のなかで最も面白く
  かつ難解なのは,株価の将来を予想することだ. 
   「株価の明日が読めるなんてことはウソだ!」
  という説もある.
   しかし,たとえば『一目均衡表』を真剣に勉強す
  ると,「株価の明日」が多少は読めるようになって,
  売買利益が増えてくることも事実なのだ.
   
   ともかく,『一目均衡表』は,最近益々当たる!
  ようになってきている.
   なぜかというと,一目均衡表を真剣に研究して,
  株価の現在と未来を一目均衡表で占っている投資家
  やファンド・マネージャーが増えているからだ.
   だから,一目均衡表の理論どおりに株価が動いて
  いく!という傾向は,今後ますます強くなっていく
  だろう.
   だから皆さん. 一目均衡表を,とにかく真剣に
  研究されんことを!
   
   さて,日経平均を一目均衡表でみてみよう.
  過去4日間で日経平均は,マド埋めを完了した.
  そして,一目均衡表の雲の下限がサポートとして
  機能している。
   ようするに,下値不安の薄いチャートである.
   
   ソフトバンクの一目均衡表はどうか?
   日経平均よりも強いチャート型になっている.
   雲の上のほうでの『高値遊び』というパターンと
  みていい.
   出来高が増えるとか,何かキッカケがあれば…,
  ドーンと上に伸びていく形である.
  
   以上のような『読み』を,私はしました.
   皆さんの『読み』はどうですか?
     
      (2007/03/31) 志布志にて 飯山一郎 


日経平均_日足


ソフトバンク_日足


飯山一郎のHPへ 株のMENUへ戻る
Counter inserted by FC2 system