飯山一郎の『チャートで明日を読む!』



  ☆自衛隊は「海上ガソリン屋」か?

   ブッシュの「テロとの戦い」は,911事件  
  からはじまった.
   しかし,いま…,
   この911事件についての米政府の公式見解  
  を信じているアメリカ人は16%しかいない.
   米政府が何か隠していると思う人が53%.
   ウソをついていると思う人が28%.つまり,
  ほとんどの米国人が政府を信じていないのだ.
   
   たしかに米国政府の公式見解は矛盾だらけだ.
   貿易センタービルの崩壊も,地震計は大きな
  爆発を記録していた.が,この調査は行われな
  かった.航空機の突入とは関係ない第7ビルの
  崩壊は,明らかに人為的な爆破作業の結果だ.
   矛盾だらけ謎だらけの911事件の真相究明
  を求める声は,アメリカでは盛り上がる一方だ.
   
   911事件の真犯人は,ブッシュの政府だ!
   すべてがブッシュ親子の自作自演だ!
   …こう考える米国人も日々増え続けていると
  いう.
   
   こうなると…,
   アメリカ政府の公式見解を頭から信じ,実態
  は海上ガソリン屋でしかない自衛隊をインド洋
  に派遣することが国際公約だ,…と本気で言う
  日本の政府など,多くのアメリカ人に,
   "Hey! You coward!"  =腰抜け野郎!
  と軽蔑されるのがオチだ.
   
   軽蔑されないためには,頑として次のように
  言うべきだ.
   「軍事優先のやり方が,逆に,テロリストを
  増やしてきた.民生優先に変えよう!」
   「これまでに使われた何百兆円もの軍事予算
  がアフガニスタンやイラクの民生安定に使われ
  ていたら…,と考えよう!」
   
   とにかく民主党は,「軍事優先では駄目だ!」
  と言いつづけるべきだ!…と願う.
      
         (2007/09/29)   飯山一郎


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