環境ビジネス最前線/茶の生育に焼酎粕活用-鹿児島発!

「グルンバによる発酵液肥化システム」は、農業資材や有機物の資源化ビジネスのトレンドとなる
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連作障害を抑制し、購入肥料代大幅減!
「焼酎粕」を「発酵液肥」にして散布、
お茶の生育に卓越効果を発揮!
風景(茶園)

H製茶の大規模茶園  
「いいお茶をローコストで生産し安定して供給する」
農業分野もグローバル化し、安価な海外からのお茶が多数輸入されている時代だ。国内茶の本場、九州・鹿児島県のH製茶ではいち早く対応し、海外産の安いお茶に負けないローコスト生産・高品質で売上を伸ばしている。
大規模、機械化での集約作業。緻密な施肥管理、周辺茶園の協力などがあり、上記のモットーを実現している。
新進の気質あふれるH製茶様で、グルンバで超微細化した焼酎粕を発酵液肥化し、散布実験を実施。結果は驚異的効果が確認された。(データ参照)
2002年2月中旬現在、茶園周辺では牧草が芽生え始めたばかり。ところが昨年秋に発酵液肥を散布した茶園の牧草だけは30cmほどに伸長。その成長の違いに近辺農家の話題になっている。

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H製茶の茶園で発酵液肥散布-効果実証!

焼酎粕→グルンバ処理→発酵処理発酵液肥
グルンバで超微細化すれば、すばやく発酵! 茶の生育に最適の栄養液肥に変身!
データ 
データ
●土壌中の無機態量と生葉の全チ ッソ含有率との相関関係
1.発酵焼酎カスの50t/10a区
2.無肥料区
3.外山区
●酸性土壌を好むお茶の特性

お茶は多肥料作物。窒素肥料主体に購入肥料代も大変。そこで、大量に発生する焼酎粕を活用して発酵液肥化。これが化成肥料に代替でき、しかも金肥に劣らない施肥効果がある。いや地現象や望害虫などへの抑制効果もあり、お茶生産農家にとっては大歓迎である。
鹿児島の年間降雨量は約2500mm。降水量が多ければ、土壌中の塩基類が溶脱し、土壌の酸性化も進行する。
酸性化の土壌ならアルミニウムが可溶態となり吸収されやすくなる。茶にとってアルミニウムは、生育を促進させる必須元素である。
焼酎粕や有機物の多く発生する地なら、これを発酵させ液肥化する技術があれば、茶の産地や農家ににとっては朗報である。

あらゆる有機物をグルンバで微細化し発酵液肥化、
これを微生物資材として農地還元すれば、
連作障害や病虫害の抑制、化成肥料・農薬代の大幅節約!


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