汚泥消滅! その秘密と原理

下水道汚泥 ---- 下水道汚泥の成分は、水分が80%、有機質17%、残り3%が灰分と無機質です。 もし、水分と有機質が消滅してなくなれば3%の灰分と無機質だけになる。その「もし」を実現するには?
細胞膜破壊 ---- 汚泥は、菌細胞の集積である。細胞膜を破壊すれば内部の細胞液が飛び出す。無数の菌細胞を完璧に破壊しつくせば、汚泥は汚泥ではなくなる。そのための 革命機械が「グルンバエンジン」だ。
超微粒子化 ---- 「グルンバ」は、細胞膜や細胞内物質などの個分を徹底的に磨り潰して超微粒子化する。物質は、小さな粒にするほど容積が減り、どんどん減量する。 小さいことは良いことなのだ。
発酵菌処理 ---- 汚泥は内部からも腐敗する。極小化された汚泥微粒子には、元気な発酵菌が大量に付着し、腐敗を解消しながら、飛躍的な速度で発酵→分解→消滅する。悪臭は皆無である!
個液分離   ---- 「グルンバ」で処理した水は、個分の凝集沈殿が早い。有機物の生分解効率は、含有水分が100%→60%に減少する過程で加速度的に高まる。よって、個 液分離は非常に重要な要素なのだ。
分解・消滅  ---- ジーラ剤(杉材チップ)のなかで繁殖した膨大な数の発酵菌が、超微粒子化した汚泥を食い尽くす。そのための最適条件(水分・温度・空気・栄養剤)を提供する装置が「バクトロン」である。 

★世界初の「超微粒子バイオ」とは?
”汚泥消滅”の第一歩は、汚泥の全成分を強力な微粒化装置(グルンバエンジン)ですりつぶして超微細な粒子にすることだ。 この時、汚泥の細胞膜も徹底的に破壊される。すると、細胞液が飛び出し、細胞は跡形もなくなる。

汚泥は内部からも腐敗する。汚泥を摺りつぶし、超微粒子化すれば、大量の発酵菌が微粒子に付着し、 発酵分解の速度が飛躍的に高まって、減量率も大巾に上昇する。・・・発酵なのだから、悪臭は皆無だ!

徹底的に摺りつぶされ、細胞膜が破壊され、超微細化した有機物質は強力な”土着発酵菌”によって迅速 に分解してゆく。・・・わずかに残るのは、分解しない灰分と無機物だけ。これは、豊潤な土壌である「黒ボク」 の最良の原料になる。

以上、「微粒化バイオ」とは、バクテリアが「食べやすい」ように有機物を加工する技術、いわば、バクテリアのための”グルメ料理法”なのである。・・・この発想は、世界で初めて!である。

★汚泥消滅!そのプロセス
産業汚泥 
  
農業汚泥 
        
畜産汚泥 
      
下水汚泥 
光合成菌培養槽 発酵上澄水
グ ル ン バ 工 程
(汚泥超微粒子化装置)
光合成菌処理 固液分離プール バ ク ト ロ ン
(微粒汚泥消滅装置)
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超微粒子化汚泥水 発酵汚泥スラリー 発酵汚泥微粒子

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