アラゴナイト とは?  ジーラント・システム への活用多彩!
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【奇跡の粉末 アラゴナイト】
 アラゴナイトは、第三紀新世代の地層から採掘され、当時の小動物の遺体が海水中で濁汰され、海底に蓄積したものと考えられます。
 これらの遺体のうち、分解・溶解しにくいものだけが海底に残って、2,000〜3,000万年を経過して地層として地上に出現したものが、学名でアラゴナイトと言います。
 アラゴナイトは、鹿児島県・長崎県・山口県・福島県等でも産出していますが、いずれも可溶性の石灰分が少なく、炭酸カルシウムで4%〜6%程度です。
 しかし、当社のアラゴナイトは、炭酸カルシウムを65%以上も含有しており、フミン酸も8.3%と、品質では右に出るものがなく、さらにフミン酸が中性で安定しているものは、日本で唯一当社だけです。
 このアラゴナイト(貝化石粉末)は、大地が我々人間に与えてくれたまさに「奇跡の粉末」であります。
 
【アラゴナイトの成分】

 アラゴナイトの原料 富山県 貝化石粉末
 アラゴナイトの成分 貝化石粉末 ・・・学名:アラゴナイト
 アラゴナイトの構成分の本源は、主として動物の整理作用の結果形成されたもので、これらの遺骸が海底に蓄積したものです。わかりやすく言えば、石灰質等からなる各種のネクトン(魚類)、プランクトン(微生物)、藻類、海草等が突然おきた地殻変動によって生きたまま埋没堆積し、数千万年を経過した今日、これらの魚介類や有機物が分解腐触し、原形をとどめず溶性帯びた化石体となったものです。
 この様な原因から、その主成分である炭酸カルシウムは、蛋白質より分泌形成された極めて微粒なものの集合であり、通常の石灰石より比較してはるかに活性度の高い特質を持つものです。
 次項に、アラゴナイトの主成分をしめします。


【アラゴナイトの成分表】

  水 分 (H2O ) 0.50 %
  窒 素 全 量 ( N ) 0.03 %
  リ ン 酸 全 量 (P25 0.11 %
  可溶性 リン酸 (P25 0.03 %
  加 里 全 量 (K2O ) 0.77 %
  ケイ酸全量 (SiO2 20.36 %
  可溶性ケイ酸 (SiO2 0.00 %
  石 灰 全 量 (CaO ) 38.90 %
  可 溶 性 石 灰 (CaO ) 38.71 %
  苦 土 全 量 (MgO ) 0.98 %
  アルカリ分 39.98 %
  マンガン全量 (MgO ) 0.02 %
  酸化鉄・酸化アルミウムの合量 (Fe23・Al23 5.00 %
  酸 化 鉄 (Fe23 0.83 %
  酸化アルミニウム (Al23 4.07 %
  亜 鉛 ( Zn ) 28.0mg/kg
  硫 黄 ( S ) 0.05 %
  銅 ( Cu ) 9.0mg/kg
  ヨ ウ 素 ( I ) 0.002 %未満
  モリブデン ( Mo ) 7.5mg/kg
  フ ッ 素 ( F ) 0.03 %
  ヒ 素 ( As ) 1.1mg/kg
  ニ ッ ケ ル ( Ni ) 35.0mg/kg
  バナジウム ( V ) 30.0mg/kg
  ナトリウム ( Na ) 0.78mg/kg
  塩 素 ( Cl ) 0.10mg/kg
  コ バ ル ト ( Co ) 7.0mg/kg
  セ レ ン ( Se ) 0.5mg/kg未満
  ク ロ ム ( Cr ) 5.0mg/kg未満
  水 銀 ( Hg ) 0.01mg/kg
  炭 酸 ガ ス ( CO2 26.9 %
  強 熱 減 量 1.92 %

(分析証明 第61-2227号 (財)日本肥料検定協会)

当社のアラゴナイトは・・・ 
 アラゴナイト = 可溶性石灰 + 炭酸ガス
 <CaCO3> <CaO> <CO2
   65.61% 38.71% 26.9%
と、炭酸カルシウムを65%以上も含有しています。
  (他のアラゴナイトは、せいぜい4〜6% )
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☆☆ 水質浄化に威力を発揮する貝化石「アラゴナイト」 ☆☆
☆ 水質浄化の効果 ☆
(1) ヘドロは嫌気菌が主体となり、アンモニア、メタン、硫化水素等を発生して水を汚くする。「アラゴナイト」は、水に入れると酸素を発生する。これにより嫌気菌が減少し、ガスの発生を止めヘドロの汚れを分解し沈殿する。
 同時に「アラゴナイト」は、ヘドロを吸着し、凝固する性質があり水中で「アラゴナイト」は、鉱物中の中間状態となり、炭酸カルシウムにより方解石化し始め、水底に沈み固まる。この場合ヘドロに含まれている重金属、掘削油、インク、重油燃焼時の煙突から出た亜硫酸ガス等も吸着し、pHも中性となる。(pH6.8位)

 〔用 途〕
 凝集剤として用いると、パルプ廃液、糞尿、食品加工廃液、血液等も処理後は中性となり、多量に使用してもpHの変動がない。
   注:上記の場合、生石灰ではコンクリート化してしまい、かえって悪化する。

(2)酸素が発生するので、池などでは水の上層の水温と、水底の水温が均等化する現象が現れる。
(3)水がきれいになり、ミジンコ、アオコが長期間安定する。
(4)弱アルカリ性なので、蚊の産卵がない。
(5)「アラゴナイト」を撒いて1〜2ヵ月で、ガスが出なくなる等の効果が現れ、ヘドロの質、量にもよるが3ヵ月後ころからヘドロを感じなくなる。状況により(日照、気温、ゴミ等)汚れが見えたら、「アラゴナイト」を水に溶かし水底に噴射したり、粉末のまま撒けば1日〜3日で、再びきれいになる。
 
☆ 金沢大学理学部の報告 ☆

 貝化石「アラゴナイト」の吸着力は非常に強く、活性炭の1/5(推積比)という天然物としては驚異的な数字である。特に、重大な公害源とされいている「カドミ」、「水銀」等の吸着においては次のような実験結果が出ている。
  ●カドミ吸着量   23.5 〜 27 /g
              20.9 〜 24mg/100g
 この場合、単なるイオン交換ではなく、不溶性物質として固定しているということが、注目すべき特性であろう。
 〔例〕重金属処理の場合
 10ppm銅水溶液に、0.1%の「アラゴナイト」添加し、塩化第二鉄処理で凝集すれば、1.5ppm以下になる。
    ◎ 凝集法、濾過法による排水処理の場合
        SS除去率       99%以上
        BOD除去率     55% 〜 75%(1回の凝集で)
        リン酸除去率     90%
       水に混濁した油   90%
       染  料  メチレンブルー吸着量 65〜68mg/cm3
       (アカインキの主成分エオシンに対しては効果がない。)
    ◎ 「アラゴナイト」使用の特徴
       @凝集、濾過の際、大量に使用してもpHの変動がない。
       A不溶性物質として固定した状態で除去できる。
       B人体、魚、植物に対して無害である。
 
☆ 河川湖沼の水質浄化 ☆
 一般に汚水の中の窒素は、アンモニア(窒素と水素の化合物)を発生させる原因物質である。悪臭が発生したら、酸素を供給すると脱水反応により、窒素と酸素が化合しアンモニアから亜硝酸を経て硝酸(窒素と酸素の化合物)に変化する。
 この場合、水中に脱窒素性細菌が繁殖していれば、亜硝酸・硝酸は分解されてN2(窒素ガス)が発生し無害化する。アラゴナイトが含有する必須ミネラル分は、大抵の場合脱窒素細菌を大量に繁殖させる。
 湖沼の水質が生活雑排水などの流入により悪化(富栄養化)し、さらに水温が25度以上になると「ヘドロ、アカシオ、アオコ類」が発生する。(極端に富栄養化しない場合は、淡水赤潮が発生して湖沼水が赤く濁り透明度が低下する。)
 アラゴナイトを湖沼に投入散布すると、4ヵ月位でアオコ類は全部沈殿し、厚み5ミリ位の層になる。アラゴナイトは、どんな汚い水であろうとも水深に関係なく、坪当り12〜13s投入すると、ヘドロを吸収し凝固する性質があり、不純物と共に沈澱しながら分解を促し、酸素を発生させる。散布したあとは15日〜1ヵ月で水質がよくなり、魚も健康になる。(散布法)
 また、アラゴナイトを溶融させた水を絶えず湖沼に混入させると効率的に湖沼を浄化することができます。(循環法)
(湖沼の水質浄化の際に、散布法、循環法を併用すること非常に効率的です)

 【効果】

@養殖池等では、魚貝類の病気に対する抵抗力がつき、生存率が格段にアップします。
A池からの悪臭ガスの発生がなくなります。
Bヘドロを感じなくなります。
散布は稚魚をいれたままでOKで、あとは新水による水量の調節のみで、追飼やpHの調節・水質の観察等の作業がいらなくなります。
C魚が丈夫に育ち、体色につやが出てきます。
D水面・底面の水温の温度差がなくなります。
E全ての面で、省力化ができます。

 【注意】
  アラゴナイトは即効性ではなく、撒いてから1〜2ヵ月で悪臭ガスが出なくなる等の効果が現れ、地底のヘドロの質・量にもよりますが、3ヵ月頃からヘドロを感じなくなります。
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アラゴナイトを使った水質浄化例

●使用前 ●使用後25日経過
使用前 矢印→ 使用後25日経過
H5.4.18
ゴルフ場(栃木県)池  約70坪
アラゴナイトを坪当たり約7kgを
散布する。
H5.5.13
透明度、約60cm
池底にロストボールが見える。

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