漁業廃棄物が、わずかな灰分と無機質に分解!

漁業廃棄物の成分は、おおよそ水分が70%、有機質が25%、残りの5%が灰分と無機質です。
もし、水分と有機質が消滅して無くなれば、5%の灰分と無機質だけになるのですが…。

漁業廃棄物の処理ポイント

     徹底的な細粒化に加えて超微粒化することにより、
     効率的な発酵・生分解が促進する。

     (微粒子化しないと内部から腐敗がはじまる)
システムの流れ

【 粉 砕 】 ラインまず、ディスポーザで破砕。
これにより大型の肉片等も細切れになり、つぎの工程でカッターポンプの破砕部を閉塞させません。
発酵菌投入はこの段階から開始します。

【 細粒化 】 ラインディスポーザで細片化した肉片は、「細粒化槽」でカッターポンプにより徹底的に細粒化されます。
物質は、小さい粒になるほど容積も小さくなり減量します。
小さいことはよいことなのです!

【 微粒化 】 ライン細粒化した細胞は、強力なグラインダポンプとグルンバ・サイクロンですりつぶされ超微細な粒子になります。
細胞膜も破壊され細胞液が飛び出し、肉片や汚泥の細胞は跡形もなくなります。

【 発 酵 】 ライン有機物は内部からも腐敗します。
有機物をすりつぶし微粒化すれば、大量の発酵菌が粒子に付着し発酵分解の速度が飛躍的に高まり、減量率も大巾に上昇します。
…発酵ですから、悪臭は皆無です!
【灰分・無機物】ライン徹底的にすりつぶされ、細胞膜が破壊され超微粒化した有機物は強力な発酵菌により迅速に生分解が進行します。 …わずかに残るのは、分解しない灰分と無機物です。
粉砕器(ディスポーザなど) グルンバエンジン 発酵菌培養タンク(例)
粉砕器(ディスポーザなど) グルンバでさらに超微細化して、その後の処理を促進。 発酵菌培養タンク(例)
生ゴミ消滅槽(例) 消滅槽内部/投入初期(例) ある期間経過後の減量の様子(例)
生ゴミ消滅槽(例) 消滅槽内部/投入初期(例) ある期間経過後の減量の様子(例)

魚業廃棄物を超微細にするほど、減量と同時に発酵菌の働きで消滅速度が驚異的に促進される。

実験レポート&ご提案

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