アイスプラント
アイスプラント:吸塩植物。 土壌に塩分を含む土地でも
生育可能
で乾燥に強く食物として注目されている植物です。

表面が霜や水泡を思わせるような小胞におおわれた、サボテンのような多肉多汁組織を持つ南アフリカ原産の植物です。
味はしょっぱく、噛みごたえがあります。

佐賀県が特産農産物としての取り組みを行っていて、水晶菜のネーミングで商品化しています。

佐賀県でも干拓農地での塩害が問題になっていますが、そのような塩分を多く含む農地でも生育ができて、アイスプラントの持つ除塩機能で塩類集積土壌を修復できるという一石二鳥の効果も期待できます。

アイスプラント

学名: メセンブライアンセマム・クリスタリナム
一般名: アイス・プラント,クリスタリン・アイスプラント,パラフ
ハマミズナ科マツバギク属 (メセン科となっているものも)

葉と花の周りに氷のような結晶体があることからアイス・プラント(Ice Plant) の名前で呼ばれています。

この植物は空気中の塩分に対する防衛手段として自らの回りに塩の結晶体を発散します。
葉面や茎の表面で水晶球のようにみえるブラッダー細胞に塩を蓄積するとのことです。白い花が咲いています。

乾物(地上部)中のNaClは36.3%にもなる吸塩植物
佐賀県特産の塩味野菜(商品名:クリスタルリーフ)として佐賀県を中心として栽培されています。

出典:VEGE-STYLE 築地発やんちゃ場情報 L'Ecume des Jours 宇宙農業通信第19号 南十字星の下からNeo 
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