チベットや世界の平和を訴えようと、インターネットを用いた呼びかけや口コミで集まった女性ら約400人が27日、大阪市の御堂筋を約4キロにわたって平和行進した。
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インターネットでの呼びかけなどに応じて集まり、チベットの平和を願って御堂筋をデモ行進する人たち=27日午後、大阪市中央区、日置康夫撮影 |
参加者らは大阪市役所前からなんば周辺まで、チベット騒乱で亡くなった人の氏名などが記された横断幕を掲げながら、弔いの花を手に歩いた。
行進を呼びかけた同市の主婦日野るり子さん(35)は「チベットの独立という政治的主張ではなく、命の尊さや信仰の自由を訴えるため、賛同してくれた人たちが集まってくれた」と話した。