きょうは全国的に日曜日である．
（↑こういうのをオヤジ・ギャグという．全国のオヤジたちは，場を何とか盛り上げたくて，あるいは，若者たちとコミュニケーションがとりたくて，ウケないことが分かっていても，ついついオヤジ・ギャグを言ってしまう．決してＫＹではないのだ．
　それに，ギャグやシャレは，脳の回転がＥから言えるので，ボケてない証拠でもある．ボケると，シャレやギャグは言えないし，ボケも言えない．
　ボケてないからこそ，ボケが言えるのだ．分かるね？
　もし分からなかったら，あなた，少しボケてるかもよ．＞６０歳以上の方．
　え？　本文がたった１行で，くどい注釈書いてるお前のほうがマダラっぽい，って？
　ハハハ．ごめん，ごめん，許してチョンマゲ！　←あれ？ これもオヤジ・ギャグだ．） 　今，日本列島は雨列島だ．鹿児島も朝から大雨である．
　雨でも，土曜日でも，私は休まない．…そういえば，私は何ヶ月も休んでない．
　好きなことを好き放題やっている人間には休日は不要である．趣味で過労になることはないからだ．
　昨日などは，朝５時（茶葉漬け作業）から，夜は８時（乳酸菌に給餌）まで働いたが，疲労感はない．ただ，９時半頃，ふと，ベッドの上に横になると，そのまま熟睡モードに入ってしまった．
　さ，きょうも働くぞ！　きょうの仕事は，漬物にした茶葉カスを子豚の寝床にする実験だ．子豚を，腐敗環境ではなく，発酵環境で育てよう！ という目論見（もくろみ）だ．
　あと，甘藷イモの澱粉を，ほんの１～２日で醸造酢にする実験も開始する．
　いずれも，茶葉や甘藷イモの，誰も考えなかった斬新な利用法だ．
　では，いってきまーす！ 　早朝の茶葉には，大量の乳酸菌が生息している．（だから，茶は健康に良い．）
　茶葉を漬け物にする．この漬物汁にも膨大な数の乳酸菌が生きている．
　ただし，漬物汁（＝乳酸菌液）は２０リットル程度しか取れない．
　この２０リットルを，ピンク・グルンバで処理した糖蜜水で拡大培養する．
　拡大培養してきた乳酸菌液が，本日で８トンになった．
　明日には１６トンになる．倍々で増やせるのだ．これがグルンバの威力だ．
　拡大培養した大量の乳酸菌液を，いよいよ養豚場に動力噴霧機で散布する．
　すると悪臭が消える．豚が健康になる．…これが「グルンバ・システム」である．
　…あれ？　同じような文章，前に書いたかな？　あ，これ だ．　ごめん！ 　マラリアの発症者は世界で毎年5億人．死者100万人以上．この約9割はアフリカだ．
　マラリアを媒介する蚊から身体を守るには，「蚊帳（かや）」 が最適だ．
　アフリカでの蚊帳の製造と販売は，住友化学の独断場だ．たとえば，タンザニアでの生産量は，年間1000万張りに達している．
　この蚊帳事業を住友化学は，もっぱら「社会貢献が目的」（米倉弘昌社長）と考えている，と言う．だから，利益は，学校建設などの形で地域に還元しているのだそうだ．
　社会貢献は，これだけではない．住友化学のタンザニアの工場では，
「直接雇用だけで3200人，運送や補修など周辺ビジネスも考えれば3～4倍の雇用を生み出している」（米倉社長）．
　近々，ナイジェリア工場も立ち上がるというから，仕事のないアフリカに，さらに大きな雇用が生まれるわけだ．大変な社会貢献である．
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　過去４百年の間，欧米の宗主国は，アフリカの大地・自然・民族・歴史・文化・人間・動物，微生物（HIVも）…，ありとあらゆるものを徹底的に収奪し，搾取しつくしてきた．
　悲惨この上ないアフリカの歴史と現状は，憤りと涙なしには語れないが，住友化学の蚊帳事業は，一縷の救いにはなっていると思う．
　cf:米TIME誌も「世界一クール」と絶賛！アフリカで売れまくる住友化学の“蚊帳”『週刊ダイヤモンド』編集部 佐藤寛久氏

ノロウイルス、夏もご注意　集団感染相次ぐ 2008年8月25日/日本経済新聞 　冬場に多く見られるノロウイルスによる感染事例が近年、春先から夏場にかけても多発し、年間を通じて報告されている。今年も春以降、各地の学校や病院で被害が拡大。感染すると激しい下痢や嘔吐（おうと）に見舞われるだけに、国立感染症研究所は「季節に関係なく、いつでも感染する恐れがある」と改めて注意を呼びかけている。 　香川県立中央病院（高松市）は今月5日、入院患者や看護師ら計21人がノロウイルスに感染していた、と発表した。7月末までに患者らが次々と下痢や吐き気などを訴え、調べたところ、集団感染が確認された。症状はいずれも軽症だったが、真夏の感染拡大に関係者に衝撃が走った。 URL= http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1G1401Q%2025082008&g=MH&d=20080825

　↑　ノロウイルス感染症が夏場も多発する！ …この原因をきちんと究明しないまま，またぞろ，「殺菌・滅菌・除菌」が連呼されて，大量の消毒薬が散布されるのだろう．
　殺菌消毒が徹底されている病院でノロウイルス感染症が発生した，それも看護師も発症したということで，明確な原因が指摘できる．
　１．消毒・消毒で天敵菌がいなくなっていたこと．ノロウイルスは非常に弱い菌で，
　　　普通は天敵菌（乳酸菌や放線菌）に殺され，さほど増殖しない．
　２．看護師も患者も，免疫力が低下していたこと．乳酸菌が殺菌された漬物を食して
　　　いると，やがて，免疫力が落ちてくる．病院食には生きた乳酸菌がいない．
　…以上の２点が，ノロウイルス感染症が夏場でも多発する原因である．
　…対策は，乳酸菌液を病院内に霧状散布．これで，ピタリ！ 無問題となる．
　日銀の白川総裁は，２５日，米国経済について，次のように述べた．
　 　　「資本市場，資産価格，実体経済の負の相乗作用がいつどのように収束する
　　　のか見えない状況． 従って，世界経済の先行きは当面，不確実性が高い」．
　米国経済の負のスパイラル状況をズバリと指摘した鋭い見解である．
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　ヨーロッパ経済は，米国経済以上に深刻だ．
　ユーロの暴落が止まらず，銀行の倒産も出はじめている．
　デンマーク中央銀行は２４日，デンマークの中堅銀行「ロスキルド銀行」を救済買収すると発表した．民間だけでは買い手が見つからず，国内の金融システムに悪影響が出る可能性があるとして異例の買収に踏み切ることにしたという．（Asahi.com）
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　昨夜（２５日）のＮＹダウは，２４１．８１ドル安．
　先週末の１９７ドル高を帳消しにする大幅な下落である．
　ナスダック，ＳＰ５００も暴落した．
　破綻の噂，渦中のリーマン・ブラザーズは，6.66％下落し，終値は１３．４５ドル．
　今週中には１０ドルを切って，倒産株価になるだろう． 　先週末，ＮＹダウは１９７ドルも急騰した．
　日経新聞によれば，窮地にあるリーマン・ブラザーズを韓国の銀行が買収すると報道されたことが急騰の原因だという．
　先週は，「リーマンが破綻するらしい」という噂が全米を駆けめぐっていた．株価もジリジリと下がり続け，暴落予想も出ていた．
　そこへ，韓国の政府系金融機関，韓国産業銀行が買収対象のひとつとしてリーマンの買収を検討しているとの情報が繰り返し報道された．
　リーマン破綻の噂でセンチメントが冷えきっていた市場は，大いに安堵し，リーマン株には買いが膨らみ，ＪＰモルガン，メリルリンチなどの金融株にも買いが広がった．
　以上が１９７ドル上げの背景である．
　しかし，韓国産業銀行によるリーマンの買収はない！
　…こう 『朝鮮日報』 は報じている．綿密な取材で，信用できる記事である．
　…どうやら，ＮＹ市場は，（不安感を鎮める）ガセネタを信じてしまったようである．
　…たとえて言えば，「溺れる者はワラをもつかむ」．
　…この反動は大きい．暴騰の反動は，暴落である．
　…溺れるアメリカ．　どこへ流されていくのか？ 　「平和の祭典」という．もっともらしい大義名分である．
　しかし，実態は国家間の「スポーツ戦争」だ．
　一般人とは無縁な，高給取りのプロのアスリートたちが総動員されて，国家のために命がけで闘う様は，職業軍人ならぬ職業戦士だ．
　クーベルタン男爵，「参加することに意義がある」，「アマチュアの祭典」．…といった美しいイメージは，はるか遠い昔の話だ．
　サマランチ以降のオリンピックは，途方もないベラボーな暴利をむさぼるショービジネスにすぎない．
　それも，偽善的な愛国心を押し売りする「政治ショー」．もう，うんざりだ．
　「ニッポン！ ニッポン！」と一人盛り上がるアナウンサーの叫びは，ほとんど北朝鮮
というか，「オリンピック・ファシズム」だ．興ざめもいいとこ．
　オリンピック憲章違反 のオリンピックも，きょうで終る．せいせいする（笑）. 　『雑談室』． ここで，私は「先生」と呼ばれている （笑）.
　大ハズレすることもある稚拙なチャート解説を，皆さん，真面目に読んでくれる．
　相談者は，一人残らず，礼儀正しい挨拶をする．言葉づかいも丁重である．
　世間には，若者にタメ口をきかれて，「いまどきの若者は礼儀知らずだ」 などと憤慨している老人もいるが，そういう思いは私にはない．
　ときに，私ごときボケ老人を「師」と呼ぶそそっかしい青年もいて，おもわず苦笑してしまうが，『雑談室』 に書き込む若者たちの態度は「模範的」というか，すがすがしい． 　１７世紀．東インド会社の時代．
　大変おいしい飲み物で，飲むと爽快になり，健康にも良いグリーン・ティ（緑茶）．
　その美しい緑色の茶葉を本国（大英帝国）に送って，
　「グリーン・ティ（緑茶）の味はどうかね？　おいしいだろう？」
　と手紙を出すと，
　「おいしいし，飲むと爽快，健康にも良い．しかし，色は緑茶ではない．紅茶だ．」
　という返事．お茶の葉は発酵が早いので，インドからイギリスに着くまでに，すっかり発酵してしまったのだ．「英国紅茶」の誕生秘話？である．
　ところで…，
　私は，茶葉を漬け物にする．この漬け物汁には，大量の乳酸菌が生きている．
　この乳酸菌液（茶葉の漬け物汁）を，グルンバでつくった「クラスタ極小水」と混ぜると，乳酸菌がどんどん増える．
　これが「飯山式・乳酸菌・大量拡大培養法」である． 　昨夜のＮＹダウは，６８ドル高だったが…，
　連邦住宅公社２社の株価は，ついに破綻か！ と思わせる悲惨な下落だった．
　ファニーメイ社は，２６.７９％も下がり，終値は４．４ドル．
　フレディマック社は，２２％下がって，３．２５ドル．一時は２ドル台まで落ちた．
　すでに，両社の株券は，ほとんど紙クズである．
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　国家的な基幹会社の株価が破綻寸前まで落ちた…．
　連邦政府には，どういう対応策があるのか？
　対応次第では，恐ろしい事態が，一気に…．
　昨夜（１９日）のＮＹダウは，１３０ドル安．前日より下げ幅は縮小したが，内容的には悪化している．倒産モードに突入してしまった銘柄が目立つからだ．
　破綻が噂されているリーマン・ブラザーズが１３％安と急落し，倒産モード．
　もっと悲惨なのは，連邦住宅公社のファニーメイとフレディマックだ．
　この２日間で両社とも３０％近い暴落．昨夜の終値は，ファニーメイ６.０１ドル．フレディマック４.１７ドルと倒産型株価曲線になってしまった．
　両社の債務保証額は５百数十兆円．これはＦＲＢは勿論，米国政府にも救済できない数字だ．だいたい米国政府自体が資金ショート気味で，政府保有の金塊を投売りして，資金繰りに汲々としている有様なのだ．
　かくして米国経済はメルトダウン寸前（ヨーロッパ経済は，もっと悲惨），世界全体が経済恐慌に突入するのは必至！　こう覚悟をかためる時期にきたようだ． 　昨夜（１８日）のＮＹダウの１８０ドル下げで，日足が下値抵抗線を割りました．
　ダマシの可能性が少ない形です．
　これで，近々，ＮＹダウは，１１，０００ドルを割っていくことになるでしょう．
　本日の日経平均の大幅な下落は，ＮＹの大幅下落を先取りした動きです．
　注意が必要です．
　腐敗した豚ふん尿が数千トン．大変な量だ．
　この大量の豚ふん尿を乳酸菌で発酵させる．
　すると，有益な有機肥料になる．
　農作物の病気がなおる．農薬も不要になる．
　こんなことが本当にできるのだろうか？
　こんな技術が，本当にあるのだろうか？
　ある！　本当にある！　絶対にある！
　しつこい？　…わかった．
　とにかく，きょう，工事が始まった．
　革命的な技術が証明される日は，近い．
　しかし，工事は，写真のように，ローテクだ．
　しかも，悪臭紛々，蛆虫だらけの最悪環境．
　危険な工事も多く，ヒヤヒヤものだ．
　ハハハ．皆，笑って，頑張っている．
　素晴らしい結果が出る！　皆が信じている．
　豚ふん尿が発酵するのを農家が待っている．
　高額な化成肥料を，もう買わなくてもいい！
　健康を害する危険な農薬は，もう使わない！
　有機肥料をたっぷり使った，安心安全農業！
　悪臭のない発酵環境で豚の死亡率も激減！
　「まちどおしい！」　…皆が期待している． 　17日の早朝． 志布志の空には，群馬県や栃木県などの「カミナリ銀座」も顔負けの稲妻が走った．雷鳴も，「ゴロゴロ，ガラ，ガッチャーン！」と，すさまじかった．
　乳酸菌の培養で超多忙のため，盆でも栃木に帰郷せずに，志布志で働いていたが，今朝の雷雨で，私は，急に栃木が懐かしくなって，望郷心を覚えた．それも束の間…，
　アーッ！　イカン！　パ，パソコンの，ガ，画面が，異常にフラッシュしてるーッ！
　よく見たら，広告欄の大文字が派手に点滅しているだけ．　フーッ．ひとまず安心．
.
　小生，志布志には，２台のノートＰＣを持ち込んでいる．ＯＳは２台ともＸＰだ．
　素晴らしく快調なマシンで，仕事が終ると，スタンバイ・モード．
　１ヶ月に一度は電源をOFFにして，デフラグをかけ，CCleaner と NTREGOPT でレジストリのゴミを取る．これで，２台のマシンは新品時と同じ速さになる．
　このＸＰ，５月にリリースされた「Service Pack 3」をインストールしたら，益々快調．
　こうなると，評判の良くない「ビスタ」を買う気持ちはゼロ．
　いまのマシン環境を「ビスタ」に移行することを考えただけでも気が重くなる．
　それにしても…，
　ＸＰを絶好調にする「Service Pack 3」で，「ビスタ」は益々売れなくなる．最近のマイクロ・ソフトの戦略は少し変だ．ヤフー買収問題も後手後手でＭＳらしくなかったし．
　いっぽう，ＸＰユーザーは大満足だ．こんな快適なＯＳに恵まれて，感謝感激だ．
.
　あ，「Service Pack 3」，早目のインストールをおすすめします．
　え？　もう「ビスタ」にした！　…こりゃまた失礼しますた． 　古来、秦の始皇帝、漢の武帝をはじめとする神仙思想（道教）のとりこになった中国の皇帝たちは、地上の都を天帝の都とそっくり同じものを造ろうとした。
　渡来人たちとの交際で中国の神仙思想に深い造詣をもっていた桓武天皇も、中国の帝王たちと同じ発想での都づくりを考えた。
　実際、長岡京は、神仙思想に基づいた“理想京”づくりであった。これは、弓削道鏡一派によって堕落させられた平城京の仏教にほとほと愛想を尽かしたことの結果であった。（実際、長岡京には、新しい寺院が一つも造られなかった。）
　しかし、この長岡京づくりは、藤原種継の暗殺事件によって失敗する。
　今度こそ！　“怨霊対策”に万全の備えをもった“理想京”を建設するために桓武天皇は道教だけではなくて、仏教も採用する。桓武天皇は、平安京に遷都すると直ちに「神泉苑及び東寺西寺を起ち将軍塚を築く。」（『本朝通鑑』）
　この“将軍塚”の意味は何か？
　中国では、西北の方向は異民族が攻め込んでくる方向だ。そのため、この方向には戦争に強い道教の守護神である“大将軍”が祭られる。これが“将軍塚”である。（この“大将軍”、現在は、平安京の御所の西北隅に当るあたりに町名として残っているだけである。）
　さらに平安京と道教の関わりを述べると、例えば上皇のお住いである“仙洞御所”。これは完璧に道教の用語である。　皇室の先祖を祭る宮殿である“神宮”も、京都御所の“紫宸殿”も、その中央に置かれている“高御座（たかみくら）”も、全て道教の用語である。
　“天皇”という言葉自体、本来は道教の神学用語なのである。道教の最高神である天皇（天皇大帝）は、その神聖性の象徴として二種の神器を持つとされる。そして、この二種の神器とは、鏡と剣である。
　こうして考えてくると、天皇制は、その成り立ちの根幹に道教あり、と断言しても差し支えないと思う。（この解釈は、「道教は日本には渡来していない」し、「天皇家の奉ずる宗教は神道と仏教である」とする「世の常識」には反する考え方である。） 　さて、道教信者・桓武天皇の遺言は、「早良親王の冥福を祈り続けよ」というものであった。それほど桓武天皇は実弟の祟りをおそれていたのである。
　現代。私たちの心には、もはや怨霊をおそれるなどという気持ちはない。
　それでも、お盆になると、日本人はいっせいに帰郷して墓参りをする。そして、先祖の冥福を祈る。
　本来、仏教には墓を建てるなどという考え方はなかった。だから、“墓参り”という宗教的な行為も、本来の仏教とは関係のないものなのである。
　しかし、僧侶の管理下にあるので、仏教ではある。
　これが、すなわち、日本独自の「葬式仏教」である。 　８月、お盆という時節は、一年のうちで最も多く同級会が開かれる時期だそうである。
　たしかにお盆は、田舎から都会に出ていった仲間が大挙して帰郷してくるのだから、同級会には絶好の機会だ。
　「うーいッ、悪いねぇ、酔っぱらって同級会に出てきたのは俺だけかい？」
　「おーッ、しばらく！　俺も酔ってるから、心配すんなーー」
　などと、“新盆”の振舞い酒に酔った同級生同士が、開会前から盛り上がってるという光景は、お盆の同級会ではよく見られる。
　「やー、やー、きょうはつぶれるまで呑むから、あとは頼むぞーッ！」
　というのが、もう一人現れると、宴席は開会直後から“盆と正月が一緒にきたよう”になる。
　この“盆と正月が一緒にきたよう”という表現は、うれしいことや楽しいことが重なり、非常に慌ただしい状態をいうが、盆と正月を比較すると、盆のほうが何倍も賑やかだろう。というのは、お盆は人間様だけで賑やかになるのではないからである。
　“お盆には地獄の釜のフタも開く”という古い諺のとおり、先祖の御霊だけではなく、怨霊や亡霊たちまでがゾロゾロと娑婆に帰ってくる。だから、お盆の時の地上界は、実は、おどろおどろしくも騒々しいほどなのだ。
　お盆の最中、バイクを駆って檀家回りに大忙しのお坊さんは、「若く死んだ仏様が出た家では、特に念入りにお経を上げる」と言った。この理由を尋ねると、「しっかりお経を上げて成仏してもらわないとタタることがありますから…」という答であった。
　盂蘭盆（うらぼん、お盆のこと）は、現代では、ご先祖様に感謝するための一種の供養のようになっている。しかし、その由来は、実は“怨霊鎮め”にある。
　ここで私が思い出すのは京都の大文字の派手な送り火である。送り火は、お盆に帰ってきた先祖の霊が冥土に戻る際、暗い道で迷ったり転んだりしないように前を照らしてあげるためのものである。普通は、盆提灯でささやかに照らしてあげればよい。
　ところが京都の大文字焼きは、あちらの山でもこちらの山でもジャンジャンと派手に火を燃やして、東男（あずまおとこ）の私の目にはほとんど山火事寸前。
　「昔から京都は、戦乱や疫病で大量の死人が出たところ。だから、盆に帰宅した膨大な数の怨霊や亡霊が、冥土や地獄に戻る今、あのくらい派手な送り火を焚いてあげないと亡霊たちも困るんだろうなぁ」と独り言を言うと、友人の妻の京女が、「そうどす」という返事。
　考えてみれば、京都の夏の名物である祇園祭りも、御霊会（ごりょうえ）という“怨霊鎮め”の祭りにその起源をもっている。　いや、もっと言えば、京都は、街全体が怨霊封じの仕掛けに満ち満ちた都なのである。
　京都、平安京は、桓武天皇が造営した都であるが、桓武天皇は平安遷都の前に長岡京をつくっている。
　この長岡京建設の最中、造営長官藤原種継が暗殺されてしまう。桓武天皇は、皇太子である実弟の早良（さわら）親王を種継殺しの首謀者として逮捕し、遠島送り処分にする。これに抗議をして早良親王はハンガーストライキするが、やりすぎて餓死という無念の最期を遂げる。３６歳であった。
　早良親王の憤死のあと、桓武天皇の身辺には不吉な事件が連発する。この原因を陰陽師に占わせると、「相良親王の怨霊の祟り！　」（『日本紀略』）と出た。
　こうなると、平安京への遷都は、不吉な祟りの都である長岡京から逃れるためであったと言えるだろう。
　こうして、平安京への遷都は、その出発点に“怨霊封じ”という目的があったのである。
　羅城門や東寺、西寺の建設、さらには鬼門をガッチリと守る延暦寺を最澄に開山させるなど、今度こそ桓武天皇は、新京・平安京を完璧な“怨霊封じ”の都にしたのであった。この完成した新都・平安京を一言で表現すると“仏教と道教が融合した都”と言えるのではないか。 　昨夜は，愉快な宴会に招待された．
　志布志の名物医者，鹿児島県警の刑事，鹿児島市の市会議員，昔は中央でも有名だった歌手，トヨタ本社の技術者，…多士済々だった．
　電子顕微鏡の研究者でもあるトヨタの技術系社員氏の，「電気が粒子であり，同時に波である」という話は，面白く，目からウロコだった．
　作詞家・作曲家でもある名物医者は，カラオケもプロ並みに聴かせた．カラオケ抜きで，徳之島の面白い民謡を歌ってくれた．全員が手拍子で盛り上がった．
　私もカラオケ抜きで何曲か歌った．大正時代のフォーク歌手，添田阿蝉坊の…，
　　♪名誉　名誉と　おだてておいて
　　　だいじなセガレを　むざむざと
　　　鉄砲の餌食に　誰がした
　　　もとのセガレに　して返せ ♪
　という『ノンキ節』を朗々と歌った．拍手がでた．
　お開きは，深夜，１時半．楽しいノンカタだった． 　何日か前，北京行きのガラガラの飛行機に報道陣が７０～８０名，一般乗客，わずか７～８名というニュースが流れた．
　あの状況は，今も変わらない，と思う．
　つまり，報道陣だけが騒いでいて，ほとんどの国民はしらけている．
　昨夜の星野ジャパンも，愛国心の押し売り屋みたいな星野監督がうざったくて，ＴＶのスイッチを早々に切った．
　テレビ局も，「ニッポン，ニッポン」と騒ぎすぎる．
　国家間の競争をあおりたて，愛国心の高揚を心理操作したい気持ちは分かるが…，
　だいたい，テレビ局の報道姿勢は，重大な「オリンピック憲章違反」なんだぞ！
　いいかね，オリンピック憲章にはこういう規定がある．
　「オリンピック競技大会は，個人種目または団体種目での選手間の競争であり，
　国家間の競争ではない」
　これは規定というより，オリンピックの根本精神だ．
　ともかく，いま，オリンピックは，オリンピック憲章に違反した，国家間のスポーツ戦争になっている．
　こういう側面にスポットを当てた報道姿勢を，テレビ局の諸君には望みたいが…，
　ま，無理だろう．
　竹中平蔵の貧民化経済学と，竹中と米国資本の売国的な癒着関係を激しく糾弾してきた経済学者・植草一秀氏の「痴漢事件」は，公権力がデッチアゲた完璧な冤罪事件であるが…，
　今回，元交際相手に対するストーカー行為で逮捕された落語家の月亭可朝師匠（７０）は，申し分のないスケベ爺（ジジイ）だ．
　ひとことで言うと，「たいした，たまげた！」である．
　もうひとこと付け加えると，「７０歳，万歳！」である．
　さらに言うと，日本の老人も可朝師匠ぐらいの元気を持つべきだ！　要約して言うと，可朝師匠は日本老人の手本・目標だ！
　しかし，少々の苦言を言うと…，可朝師匠，オンナの口説き方が下手だった．
　日本のオンナには，あまり真剣にセマらないほーがＥ．
　畢竟（ひっきょう），オンナは，冗談と優しさと金（ゼニ）には弱い．
　とくに効果があるのは，金（ゼニ）．これをもっとつかうべきだった．
　オンナには，気をつかうより，ゼニをつかえ！
　好きな男にされると快楽だが，嫌いな男にされると，セクハラ・痴漢・強制猥褻…．
　オンナは，むずかしい．…可朝師匠，同情してまっせ！
　（この文章，きっこや田嶋陽子あたりが読むと，不愉快になるだろうなぁ，ケケケ．） 　昨夜の報道ステーション．加藤千洋の北京からの報告は，日本人として，くやしい．
　加藤によれば，アメリカが北京に建設した新大使館は，世界一の規模だという．大使館員も９８０人と多勢だ．これは，アメリカが中国を最重要視している証拠だという．
　また，アメリカの大統領が外国で開催されるオリンピックの開会式に出席したのは，今回が初めてのことだそうだ．
　ま，アメリカの中国重視政策も分からないわけではない．
　しかし，竹島を強引に「独島」と呼ばせたり，北京行きの途中，日本には来ずに韓国を訪問したり，ブッシュの度を越した日本軽視は気になる．自民党は平気なのかな？
　北朝鮮の「テロ国家指定解除」の延期も，米国が故意に北朝鮮を怒らせ，これを中国が調停し，結果的に中国のプレゼンスが高まる，という米中暗黙のデキ・レースだ．
　ここまでアメリカにコケにされて…．政府と自民党は，くやしくないのかい？ 　３日経っても，北京オリンピック開会式の強烈なイメージの残像が脳裏にある．
　超ド派手，超豪華，…予算も何千億円のオーダーだろう．ヒトラーのベルリン・オリンピックも真っ青．金正日のマスゲームなど児戯に等しい．
　（チベット問題等も）一歩も引かないぞ！　という強固なＭＳＧ，むき出しの国家意志．国家というものの恐ろしさを心底から感じさせる，ドギモを抜く過剰演出だった．
　善悪・好悪は別にして，世界は，どうやら，「中国の時代」になりつつある． 　グルンバ・エンジン（右写真）で豚ふん尿を「衝撃処理」する．２時間後，豚ふん尿とは全然違う別の液体になる．
　グルンバ処理された豚ふん尿は，豚ふん尿ではない．きれいなサラサラした液体である．悪臭も皆無だ．当たり前である．もはや，豚ふん尿ではないのだから．
　このサラサラ液体を乳酸菌で発酵させると，農作物の病気をなおす微生物資材になる．…飯山一郎も，じつに画期的なシステムを考えだしたもんだ．
　などと「自画自賛」していたら，６千トンの豚ふん尿を乳酸発酵させて，熟成発酵肥料を作ってくれ！ という注文が舞い込んできた．　ＯＫ！　自信満々で快諾した．
　しかし，３００トンもの乳酸菌が必要になる．
　現在，在庫は，２０リットル程度の種菌だけ．
　これから，毎日，夜明け前に起きて，ヨモギ，茶葉，クズのツルを摘んできて，乳酸菌や酵母を採取しなければならない．えらいこっちゃ！ 　いま，私は鹿児島県の志布志にいる．豚ふん尿を乳酸菌で発酵させて肥料をつくる仕事をしている．
　養豚業者と農家が協力しあって，肥料代ゼロの農業！ を実現しようという画期的な仕事だ．
　困ったことは，乳酸菌を培養する特殊ポリエステル・タンクが鹿児島にないのだ．
　あちこち照会したが，そんなタンクは九州には無い，という返事ばかり．
　そこで，韓国の友人に相談したら，アッという間に要望のタンクを船便で志布志の港に届けてくれた．
　こういうことは，今回が初めてではない．昨年は，済州島のヨモギの葉を漬物にして大阪の新阪急ホテルの地下まで，ヒョイと届けてくれた．（このヨモギ漬物の乳酸菌を拡大培養して，私は，新阪急ホテルの汚水処理施設の悪臭を消した．）
　こういう経験をとおして私が知ったことは，多くの韓国人にとって，日本は「外国」ではない，ということだ．
　ちょっと隣町に行ってきます！ という感覚で，韓国人はヒョイと日本にやってくる．
　「小田原から小田急で新松田駅で降り，バスで延沢まで来てください」とだけ言うと，私の友人，ソウルの金（キム）氏は，ヒョイとやってくる．
　古代．天武天皇も，ヒョイと日本にやってきた．
　現代．たとえば和田アキ子の一族も，ヒョイと大阪にやってきている．
　そして，その道，その道で，社会の頂点にのぼりつめる．
　池田大作氏などは，創価学会の頂点どころか，日本の頂上にいて，君臨している．
　日本という国は，韓国人の存在抜きには語れないのである． 　ロイヤル・ダッチ・シェル．３大メジャーのひとつである．
　３大メジャーとはエクソンモービル（米），ロイヤル・ダッチ・シェル（蘭），BP（英）の３社のことで，４位以下との間に圧倒的な差をつけた超巨大な石油エネルギー資本だ．
　ロイヤル・ダッチ・シェルの始まりは，１８３３年，マーカス・サミュエルがロンドンに開店した小さな骨董品店．日本から輸入したホタテの貝殻が大人気となり，これで大儲けしたサミュエルは事業を拡大していった．ホタテの貝殻が今でもシェルのトレードマークになっている所以（ゆえん＝理由）である．
　ロイヤル・ダッチ・シェルは，１００年以上もの間，ロンドンとハーグ（オランダ）に本社を置いた．有名なダブル本社体制である．
　実際は，会社が二つあったのだが，これは，革命や戦乱が起きても，どちらかの本社が生き残るだろうという危険分散の考え方である．
　ロイヤル・ダッチ・シェルのような，２国にまたがった，したたかな戦略を採用している会社が，日本にはあるのだろうか？
　少ないが，あるにはある．たとえば，セコムだ．
　セコムは韓国でもＮｏ．１の警備会社で，韓国人は韓国の会社だと思っている．
　自然に韓国社会に溶け込んでいったセコムの戦略は大したもんだと思う．
　朝鮮半島から来て，自然に日本に溶け込み，日本人になってしまった天皇家という「別格」には及びもつかないが…．
　（この「別格」については，稿を改めて述べたい）． 　１０年前．ロシア財政危機．スーパーの店頭から食料品が消えてガラガラ．ロシアは飢餓寸前？　…といった感じの映像を日本のテレビは，さかんに流していた．
　しかし，当時，ロシアに滞在していた佐藤優は，ロシア人の生活は豊かだったと報告している．
　豊かさの理由は，親戚・家族・地域社会・職場・企業といった「社会の懐（ふところ）」が深く，相互扶助態勢がしっかりしていたことだ．この暖かな「社会の懐（ふところ）」のなかで，ロシア人の生活は豊かだったという．
　この「社会の懐（ふところ）」という言葉は，私の造語である．
　たとえば，終身雇用制度．これは典型的な「社会の懐（ふところ）」である．良し悪しや好き嫌いは別にして，この制度のなかで，人々は安心して暮らし，生涯を全うした．
　どんなに苦しいことがあっても，家に帰れば，家族が励ましてくれ，癒してくれ，守ってくれた．家族．これも暖かな「社会の懐（ふところ）」である．
　こういう暖かな「社会の懐（ふところ）」が，いま，日本から，どんどん消えている．
　人々は，悩みやストレスがあると，医者にもらった向精神薬を服用し，眠る．家族や友人に相談などしない．相談したくても，家族も，友人も ，遠すぎ，頼りなさすぎる…．
.
　大家族制度．これがガッチリと堅固に存在して，人々を守っている国が近くにある．
　韓国である．特に済州島は，家族制度がガチガチで，「独立自治区」ということで安心安全な地域づくりに全力をあげている．
　済州島は，昔から，泥棒がいない，乞食がいない，門がない，『三無島（サンムド）』
と呼ばれ，治安も最高に良い．
　この韓国が，在韓外国人に永住権を容易に発給するというのである．
　この話，のってもいいんじゃない？　…と思って書いたのが，一昨日の記事である． 　世界中が，ＮＹの株価の動きに一喜一憂している．
　なにしろ，アメリカの金融危機は経済恐慌寸前まで悪化しているし，もしも，世界最大の自動車メーカー，あのＧＭが資金ショート（倒産）などといったニュースが流れたら，世界は，一気に，恐慌状態に突入してしまう．だから，毎日，ハラハラドキドキなのだ．
　昨夜（５日）のＮＹダウは，原油価格の下落を好感して，前日比３３１ドル高と大幅に上昇，世界中を安心させた．
　しかし，昨夜の上昇は「先祖帰り」という形で，「アヤ戻し」にすぎない．
　「現代のバブル崩壊はスローパニックだ」．これは金子勝慶大教授の言（『世界』８月号）だが，住宅バブルと金融バブルという米国の「ダブル・バブル」崩壊も，これから，ゆっくりと，津波のように，何波にも分かれて，我々を襲う．
　決して，安心できないし，油断できない．すべては，これからなのだ．

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在韓外国人の永住権取得が容易に 2008年8月04日／朝鮮日報／朝鮮日報日本語版 　法務部は3日、「国内に2年以上滞在している在外同胞のうち、“一定条件”を兼ね備えている者には、永住権を直ちに発給することを骨子とする出入国管理法施行令改正案が今月施行された」と明らかにした。 　「一定条件」とは、▲韓国の一人当たりの国民総所得（GNI）の2倍以上を稼いでいる場合▲60歳以上で一人当たりのGNI以上の年金を受け取っている場合▲50万ウォン（約5万3000円）以上の財産税を納めている場合－などだ。また韓国国内で生まれた華僑が出国後に帰国しても、永住権を獲得できるようにした。 　なお、来月から50万ドル（約5350万円）以上を韓国に投資し、韓国国民を5人以上雇用した外国人には、滞在期間にかかわらず、直ちに永住権を与える方針だ。これまでは200万ドル（約2億1400万円）以上を投資し、韓国国民5人以上を雇用しなければ、永住権は与えられなかった。 孫振碩（ソン・ジンソク）記者 URL= http://www.chosunonline.com/article/20080804000044

　↑　韓国で永住権を取得して「避危地」とする，という考え方もある．
　「避暑地」，「避寒地」．「避危地」とは，危険を避ける安全な地域のことだ．
　日本は，非常に危険な国になっている．
　凶悪な通り魔殺人事件が多発．…この主因である向精神薬の「販売」を「推奨」している日本政府．これを追求しようとしないマスコミ．
…これだけでも日本は危険な国だ．
　年間，三万人以上の自殺者．この現実に，何の対策も打たず（打てず），無策のまま向精神薬の販売を推奨している日本政府．記事にしないマスコミ．
…まこと，日本は，危険で，住みにくい国だ．
　一昨日，大谷昭宏氏と食事をしながら２時間近く話をした．私は，大谷氏をマスコミの代表とみなし，向精神薬の危険性について熱弁をふるった．
　「大谷先生，向精神薬の問題，マスコミで取り上げて下さい！」
　こう，別れ際にもお願いした．大谷昭宏氏は，かすかだが，首を縦にふってくれた． 　１日（金）．内閣改造の日．ＮＹ株が大幅安でも，福田改造内閣への期待感が株価を下支えするのでは？ という予見をマスコミの一部が報道していた．
　そして１日の午前，「国民的人気」の麻生太郎氏の幹事長就任が決定した．これで「下支え」の予感は，さらに高まった．
　しかし，１日の午後，東京市場は，まことに冷淡だった．
　後場の寄付直後に日経平均の下げ幅は３００円を越え，この日の安値を付けるほどだった．（下の日経平均の日中足を参照されたい）．
　福田改造内閣にたいして，東京市場は，冷淡と言うより無視．無視というより否定！
…という感じであった．
　もっと言えば…，東京市場は，
「福田改造内閣には，米国発の金融危機に対処する能力なし！　期待しない！」
と厳しく宣告した，ということである．
　…となると，今週の投資方針は，売り！　である．
　（具体的に言うと，私の場合，トヨタと，ヤマダ電機を売り乗せする）．

７月の米失業率、5.7％に悪化　雇用は５万1000人減 2008年8月01日/日本経済新聞 　【ワシントン＝米山雄介】米労働省が1日発表した7月の雇用統計（季節調整済み）によると、失業率（軍人を除く）は前月比0.2ポイント上昇し、 5.7％に悪化した。非農業部門の雇用者数も前月に比べ5万1000人減少し、7カ月連続でマイナスとなった。長引く景気低迷や企業のリストラ加速などから、特に若年層で雇用情勢の悪化が目立っている。 　米失業率が5.7％まで悪化したのは、2004年3月（5.8％）以来、4年4カ月ぶり。市場予測の5.6％を上回った。7月の失業率は16―19歳で20.3％、20―24歳で10.2％に達し、若年雇用の悪化が深刻になっている。 （01日 23:34) URL= http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080801AT2M0103M01082008.html

　↑　失業率の悪化．これは普通なら，「景気が悪いから…」ですむ．
　しかし，現在のアメリカでは，失業率の悪化は，企業倒産の増加を連想させる指標として，深刻に受けとめられる．
　とくに若年雇用の悪化は，たんなるリストラではなく，企業倒産が原因である可能性が高い．
　この企業倒産の増加も，普通なら，「景気が悪いから…」ですむ．
　しかし，現在のアメリカでは，企業倒産の増加は金融危機に直結する．
　どういうことか？
　企業倒産の損失を補償する金融制度＝ＣＤＳ（クレジット・デフォルト・スワップ）にヒビが入るからである．
　ＣＤＳの規模は，４５００兆円とも６５００兆円とも言われる．なんとも膨大な額である．
　ＣＤＳ市場そのものがバブルになっている．世界金融史上，最大のバブルである．
　もし，ＧＭが破綻したり，全米で企業倒産が次々と拡大していったら，超巨大なＣＤＳ市場が大混乱になるのは必定である．…というか，世界は経済恐慌に突入する．
　.
　ともかく，いま，世界経済は，もろくなっている． 　昨日（８月１日），ＧＭに関して，２本の恐ろしいニュースが流れた．
　ひとつは，『米ＧＭ，最終赤字 １兆7000億円』というニュース．これは，１年間の赤字ではない．４―６月期の損失だ．これでＧＭは，４四半期連続の赤字となってしまった．膨大な累積赤字である．普通なら倒産である．（チャートは倒産を暗示している）．
　もうひとつのニュースは，『ＧＭ―Ｓ＆Ｐが「Ｂマイナス」に格下げ』という情報だ．
　Ｓ＆Ｐの「Ｂマイナス」という格付けは，「投資不適格」とか「ジャンク級」の下の下，「倒産の可能性もある」という意味だ．
　さらに，Ｓ＆Ｐは，「現在は，３社とも十分な流動性があるが，自動車販売の不振が続き手元流動性が著しく減少する」 とコメントしている．
　「手元流動性が著しく減少する」とは，どういうことか？
　資金ショート！　ということである．
　資金ショートした企業は，倒産する．
　すなわち，ＧＭは倒産する！　…と，Ｓ＆Ｐは断定（格付け）したのだ．
　「飯山先生，おぼえていますか？　昨年６月末，先生は，『ＮＹダウ，Ｗトップか？！』と書きました．」
　「この文章を何十回も読み，もともと売りが好きだった私は，持ち株を売り払い，新規に売り建てしました．」
　「先生は，ＮＹ株は天井だが，まだ日本株は上がると書きました．私は，ＮＹ株が天井なら日本株も天井だと考えました．だから，日本株の売りを始めたのです．」
　「結果は，私の読みが当たって，間もなく日本株は暴落しました．儲けました．」
　「そして，昨年末から，先生の『ＮＹ株・大崩壊』の予言がはじまります．先生の文章は説得力がありました．そして，的中しました．売り好きの私は，噴いては売り，戻しては売りと，売り，売り，売りの一年間でした．大儲けしました．」
.
　飯山：それで，正直，いくらくらい儲けたの？
　「先生には正直に言います．六千数百万です．」 　「老人施設に寄付したという私の記事が載った昨日，私の胸は一日中痛みました．」
　理由は，老人施設への寄付，これがウソだったというのだ．
　金を借りていた妻の親に金を返した．この時，利息のほかに，多少の小遣いを妻の両親に渡した．…これが真相だというのだ．
　金を返しに行った時，妻の両親宅には，父親の盆栽友達，母親の俳句友達と，大勢の老人たちがいて，老人ホームみたいだった，と．
　そして，その時，近所の蕎麦屋が，出前でとった昼食のソバ代の集金にきていたので，８人分のソバ代を払ってあげた，と．
　「ですから，老人施設に寄付したというのも，あながちウソではないのです．」
　奇特なメールが届いた．私の『銘柄相談室』の読者からである．
　「先生のコメントどおりに株を売買しまして，二千数百万円ほど儲けさせていただきました．お金持ちの先生にお礼するのも何ですので，老人施設に寄付しました．」
　チミ！ チョッと待った！ 私は金持ちではない．お礼がしたいのなら，老人施設なんぞに寄付などしちゃ駄目だ．現金を私宅まで郵送しなさい！
.
　『銘柄相談室』は，私のコメントというより，故・細田悟一先生の『一目均衡表』の理論に従った解説を書いているだけ．この解説を読むと，確かに儲かる確立は高い．
　しかし，その手柄は，私よりも細田悟一先生のものだ．
　故・細田悟一先生の『一目均衡表』の理論は凄い．一寸先は闇，将来のことなど誰も分からないはずなのに，『一目均衡表』は「明日の株価動向」が読めるのだから．
　ＮＹ株の大暴落をピタリ！　と予測して皆を驚かせた私の手法も， 『一目均衡表』の理論だ．じつに卓越した実践理論である．
　それにしてもである．それにしても，私の『銘柄相談室』を読んで儲けたのなら，お礼は，直接，私のところに持ってくるべきではないのか！
　ま，結局，お金は儲けたシトのものだから，そのシトの勝手だけどさ （爆） 　チャートの予想どおり，昨夜（28日）のＮＹ株は大きく下げた．
　下げた原因が良くない．アリゾナ州にある 地銀２行の破綻発表 だ．
　米国の銀行破綻は既に今年5件発生しており，これで計７件となる．
　金融危機が地銀レベルでも深刻化している．そして，危機は，さらに拡大する．
…という不安感と危機感が全米に広がり，株が売られ，投げられ，暴落したのだ．
　このセンチメント（市場心理）の悪化は良くない．売りが売りを呼ぶ展開になるからだ．
.
　さらに良くない情報が北米大陸を駆けめぐった．
　「世界金融危機の懸念！」 という ＩＭＦ報告 である．
　国際通貨基金（ＩＭＦ）が，金融安定化に関する報告の最新版を発表し，
「世界の金融市場はもろい状況が続き，システミックリスク（連鎖破綻リスク）の兆しも強いままだ」
として，金融危機の懸念が残る，との厳しい判断を下したのだ．
　また，米国を中心とする住宅の値下がりに伴う不良債権の増大などを背景に，
「銀行のバランスシートは新たな緊張を伴っている」
とＩＭＦは述べている．そして，ＩＭＦのコメントどおりに地銀２行が破綻した．
　これでは暴落しないほうがおかしい．
.
　「３月の上げを３日で落とす」．株価の下落は激甚である．だから，恐い．
　私は，ＮＹ株の暴落開始は週末，と思っていた．２～３日は下値遊びだろうと．
　だから，つい油断して，昨日などはソフトバンク株を買った．
　きょうは損が出ても売り払うつもりだが，
　「株価の全面的クラッシュに備えよ！」
などと言っておきながら，ついつい株を買ってしまう ていたらく．恥ずかしい．
　とにかく今は，株を買う時代ではない．
　むしろ，株は，頭をつかって，売りで儲ける！　…こういう時代だ． 　海上保安庁ヘリ搭載大型巡視船“おおすみ”に搭乗した．
　目の前を大型ヘリが轟音を上げて飛ぶ．
　小型巡視船に次々と隊員を降下させる．
　胸おどる，見事なデモンストレーションだ．
　海上保安庁．日本の海を，実質的に防衛している組織だ．
　海上自衛隊なんて「ごくつぶし」だ．飲酒運転をしたあげく，２名の漁師を殺した犯罪組織だ．
　航空自衛隊などは，米国の軍事戦略のなかに完全に組み込まれていて，実質は，
アメリカを守る，アメリカの傭兵だ．決して日本の空を守る軍隊（空軍）ではない．
　日米・産軍体制のなか，両国民の税金が膨大な軍事費として浪費され，その結果，海上保安庁のように日本の海を実質的に守っている組織はカスカスの予算だ．
　「日本の海を本当に守っているのは，海上保安庁である！」
…こう，声を大にして言いたい． 　食料自給率，３９％．これは，外国から食料を輸入しないと，日本には食べるものがない，ということだ．
　いま，食料の外国依存度は，ますます高まる傾向になっている．
　肥料高騰や原油の高騰による赤字農業化．また高齢化や後継者不足などで，農業生産意欲は減退の一途だ．
　そこへ，さらに農業が減退するような国際的な圧力が高まっている．
　世界貿易機関（ＷＴＯ）による，農業貿易自由化の圧力だ．
　いま，ジュネーブ開かれている世界貿易機関（ＷＴＯ）の多角的貿易交渉（ドーハ・ラウンド）．この非公式閣僚会合で，ラミー事務局長が２５日に提示した裁定案は，日本にとって農業分野の一層の市場開放を迫る厳しい内容になっている．
　ラミー提案が採択される可能性は高い．すると，多くの農作物の輸入関税が一挙に定率化するので，外国から安い農作物が大量に入ってくる．
　たとえば，現在１７０６％の高関税を課しているコンニャク芋の税率が，ＷＴＯの決定によって，一気に約５１０％に低下する．
　そうなると，中国産の芋が大量に輸入され，その結果，約４２００戸のコンニャク農家はつぶれていく．
　こうして，食料自給率は，ますます低下してゆく．　どうしたらよいか？
　どうするもこうするも，いまの日本には方策はない．ますます農業は衰退してゆく．
.
　私の場合．いま北海道と鹿児島で，生ゴミや豚ふん尿を乳酸菌で発酵熟成させて，安価な完熟肥料をつくる運働をしている．養豚業者や農家も非常に協力的だ．
　８月中旬には，志布志の白菜畑に，有機完熟肥料が投入される．
　これで，農作物が増産・増収して，連作障害や作物の病気が止まれば，私の方法は爆発する．無農薬，肥料代ゼロ！ 夢のような農業が実現するからだ．
　…皆が，かたずを飲んで見ている． 　連日の猛暑である．志布志は，暑いというより熱い．
　その熱い炎天下を，毎日，ひたすら歩いている．
　その猛暑に慣れて，夜の室温３０度も暑く感じない．
　それと，炎天下を１０ｋｍも歩いた疲れで，夜は，９時半頃には寝てしまう．熟睡というか爆睡である．
　ところで，猛暑に強くなるには，水分の補給と，ミネラルの摂取が重要である．
　水分は，冷やした緑茶が爽やかで，ビタミンも豊富だ．
　茶葉は，和香園の 『栄西物語』 がお気に入りだ．
　冷茶は，おいしいアイスコーヒーをつくる要領と同じ，氷塊に熱い茶をぶっ掛ける．急速に冷やすのがコツだ．
　ミネラルの補給は，チリメン・ジャコと黒糖が理想的だ．
　この二つで，必須ミネラルの全てが完璧に摂取できる．
　私の特技，乳酸菌の大量培養にも，実は黒糖をつかう．
　豊富なミネラルで 乳酸菌の細胞分裂が活発になるのだ．
　南国では『森永黒糖キャラメル』が店頭に多く見られる．
　この黒糖キャラメル，わたし的には，猛暑対策と炎天下の散歩の必需品だ． 　写真は「スベリヒユ」という雑草である．
　日当たりの良い畑や路傍に繁茂し，取っても取っても生えてくる執拗な雑草だ．
　農家には畑作の害草として嫌われている．
　ところがである．この雑草，「おひたし（茹でて醤油をかける）」や，味噌汁の具にして食べると，じつに美味い！
　実際，東北では山菜として食べられている．
　で，食べたあとは，トイレが近くなる．
　利尿作用があるのだ．化学薬品の利尿剤とは違う，じつに爽やかな利尿作用だ．
　…自然治癒力を信じ，病院には行かず，
　野草や生薬を健康増進に役立たせる…，
　さういう老人に，わたしはなりたい．
　志布志に 『海』 という活魚料理店がある．
　オーナーの牧 秀伸さんの漁法は，素もぐり．
　水中メガネだけで海中を２０ｍ以上ももぐり，大魚を突いてくる．
　済州島の海女さん，海南島の海人さん．プロもビックリの漁法だ．
　時折，私は，牧さんの船に乗って志布志の沖に出て，牧さんの素もぐり漁法を見る．
　昨日も，ほんの１０分で，牧さんは巨大な鯛を
何匹も突いてきた．もちろん，夕食は 『海』 で刺身料理，…この世の天国であった．
　先週のＮＹ株式市場は，５００ドル以上も上昇した．
　これに気を良くして，楽観論も出てきた．もともとヤンキーは，根が楽観的だ．
　しかし先週の急反発は，「自律反発」である．「アヤ戻し」というやつだ．
　Ｗ底，三尊底，ナベ底などの底型ができてからの上昇，これは本格的な上昇だ．
　ＮＹの場合，底型が全くできてないので，先週の上げは「アヤ戻し」なのだ．
　それどころか，まだまだ下げ足りない．下落幅が，まだ中途半端なのだ．
　つまり，値幅調整が済んでない．日柄調整も済んでない．
　値幅的にも，日柄的にも，本格的な下落は，これからなのだ．
　まして，住宅バブルがパンクし，金融（デリバティブ）バブルが破裂寸前だ．
　ファニー・メイとフレディ・マックが爆裂する可能性も高い．
　ともかく，チャートから日柄を数えると，９月から大勢２段下げが始まる．
　「大崩壊型」チャートの２段下げである．恐ろしい下げになるだろう．
　…と，先週のＮＹダウの週足チャートからは読み取れるのだ． ・｢日本人と黒人･白人との力の差はヒップの爆発力だ」
・はなわに対して，「佐賀君の出身はどこなの？」
・「THE」を「てへ」と読む． ちなみに息子一茂氏は，「とへ」
・大学時代，「ONE」を「オネ」と読む．
・王さん曰く，「宇宙人」
・本人曰く出身学部は， 「立教の野球部」
・肉離れになったとき，「ミートグッバイ」
・「代打！後藤！」 しかし後藤は代走で出ていた．
・二塁ベースを踏み忘れ，アウト． しかも３回も！
・寿司屋に行っても「シェフ」と呼ぶ． 料理を作る人はみんな「シェフ」
・徳光と蕎麦を食いに行く「日本蕎麦，良いですねー」． 店に着き「カツ丼一丁！」
・オーストラリアで野球教室．「赤井君，上手いねえ」，「赤井君ナイスバッティング」，
　「赤井君がんばれよ」，「しかしこのチームは赤井君ばっかりだねえ」
　赤井電機がスポンサーだった．
・風邪引きが多いという話に，「インフレが流行ってるからな，インフレ，インフレ」
・（ガルベスが「長嶋を男にする」と言いながら不振に喘いでいる時）
　「僕はまだ男にしてもらってないですよ．女の子のままです」
・野村捕手：「バッティングフォームがおかしいんじゃないの？」
　王は動揺して打てなくなった，
　長嶋氏：「ホント？ちょっと待って」
　バッターボックスを外し素振り，見事にホームラン．
・野球の解説に出て，「この試合じゃ，一点でも多く取った方が勝ちでしょう．」 　毎日，毎日，米国から発信される株価と原油価格の情報．これに我々が注目せざるをえないのは，我々の生活と未来が大きく左右される問題だからだ．
　メリルリンチ破綻！ ＧＭ倒産！ …といった最悪事態も否定できないほど米国の金融危機は深刻で，もし，そうなったら，我々も生活を大きく変えなければならない．
　食糧確保の心配．暴動の心配．命の心配までも，しなければならない．
　そうはいっても，いっぺんに悪化することはない．
　悪くなるにしても，良くなるにしても，じわじわだ．
　だから，心に余裕をもって，激動する世界を冷静に観察していきたいものだ．
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　17日．ＮＹ原油が急落した．いままでは，原油価格が下落しても，すぐに暴騰した．
　しかし，今回は，すぐには上がらない．逆に，さらに下げる可能性も出てきた．
　理由は，「下値抵抗線」を下まわったからだ．このことは下のチャートを見て納得してほしい．（現代人には，チャートから未来を予測をする能力も必要なのだから．）

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　ＮＹの株価も急激な下落が止まった．
　ただし，少し上昇したあとに，大きく下落するトレンドなので注意が必要だ．
　ＮＹダウが急反発した．276ドルも高かった．大幅高である．
　なぜ，大幅高になったか？
　　１．米銀大手ウェルズ・ファーゴの決算が予想を上回ったことが好感された．
　　２．前日発表のインテルの決算・見通しが予想を上回り，ハイテク株を押し上げた．
　　３．原油先物相場が連日で急落したので，市場心理が強気になった．
　…などなど，新聞は，色々な理由をあげる．もっともな理由である．
　しかし，である． 毎日，毎日，好材料が出ているのに…，
　なぜ，昨日の好材料が株価上昇の原因になったか？　これを新聞は書かない．
.
　そこで，昨日のＮＹダウ急反発の真の原因と今後の見通しを述べたい．
　さて，ＮＹダウの昨日の株価上昇の真因は，二つある．
　ひとつは，ショート（売り建て）玉の買戻しである．
　ＮＹ市場には，大量の売り株が蓄積していた．この売り株が買い戻されたのである．
この買戻しと，新規の買いで，買いがダブルになった．だから上がった．
　もうひとつの原因は，当局の「空売り規制宣言」である．株式市場は規制に弱い．
　空売りを規制する！ これは株上げの大きな心因となる．
　ようするに…，
　昨日の急反発は，「自律反発」である．下げ過程での「アヤ戻し」である．
　上値には，大量の買い株，シコリ玉が氷漬けになっている．戻れば売られる．
　いったん下がりだした株は，底を打つまで下がり続ける．
　Ｗ底，三尊底，ナベ底などの底型ができないと，上昇トレンドにはならない．
　ＮＹ株式市場は，まだまだ，大変な下落トレンドである．戻れば売られる．
　いま，まだ，株は買ってはいけない．売り場さがしである．
.
　「ついに」と言うか，「とうとう」と言うか，地方銀行が破綻し，取り付け騒ぎが発生した．
　アフリカの話ではない．アメリカの話だ．
　それどころではない．
　先週末には，５３０兆円 もの証券を発行している政府系住宅金融会社が駄目かも！ という騒ぎ．
　日本で言えば住宅金融公庫と郵貯が破綻か？！ というくらいの最悪情報だ．
　しかし，ブッシュ大統領 は，
　「米国の銀行システムは基本的に堅固だ」 とか，
　「政府は民間企業を救済するべきではない」 と，
火に油というか，おぼれる者に藁（ワラ）発言．
　これでは，ＮＹ株の暴落は止まらない．
　それどころか，世界中の株式市場が大暴落．
　こんなアッチ向いてホイ大統領では，アメリカは助からない．もうダメリカだ．
　米国植民地・日本も破産する．日米は運命共同体になった．おめでとう！＞自民党
　２１世紀．日米が同時に貧乏国の仲間入り！ …と，後世の歴史家は書くだろう．
　諸君！ とにかく，いま，安くなったからと値頃で株を買ってはいけない！
　むしろ，頭を使ってショート（売り建て）すべきだ．
　ショートして，利益が出てくると…，
　アメリカの没落，歓迎！ という気持ちになる．ゴールドマン・サックスのように. （爆）

iPhone、販売台数100万台を突破　発売から３日で 2008年7月15日/日本経済新聞 朝刊 　【シリコンバレー＝村山恵一】米アップルは14日、日本を含む世界21カ国で11日に発売した携帯電話「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）３Ｇ」の販売台数が100万台を突破したと発表した。発売から3日での大台乗せとなり、スティーブ・ジョブズ最高経営責任者（ＣＥＯ）は「驚くべき滑り出しとなった」とのコメントを出した。 　2007年6月に米国で売り出した初代アイフォーンは100万台を販売するのに74日かかった。高速データ通信への対応など機能を高めながら端末価格を抑えた新型機の商品戦略が奏功したといえそうだ。 URL=http://it.nikkei.co.jp/mobile/news/index.aspx?n=AS2M14039%2014072008&landing=Next

　↑　驚きである．大ヒットである．「爆発」である．
　しかし，これは，たんなる「爆発」ではない．世界を変える「大爆発」だ．
　どんな「大爆発」か？
　まず，「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）３Ｇ」は，もはや携帯電話ではない．
　携帯端末，携帯ＰＣ，携帯ＴＶ，携帯映画館，…いや携帯オフィスだ．
　もう，ＴＶも，オフィスも，映画館も，みな不要だ！
…とは言わないが，「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）３Ｇ」は，確実に個人の生活を変え，世界を変える．
.
　２０世紀は，エネルギー多消費，化石燃料浪費の時代だった．
　何億人が，むやみやたらに世界中を動きまわり，巨大な重機で大地を削り，森を消滅させ，海を荒廃させてきた．
　もう，２０世紀のやり方は通用しない．許されない．
　２１世紀．人々は，あまり動きまわらず，自動車や飛行機は必要最小限にして，静かに暮らす．運働は，畑を耕し，林の道を歩くことだ．
　かたわらには「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）３Ｇ」があるから，大脳はフル回転．世界中にメッセージを送り，必要な知識情報は瞬時に受信できる．森の中の天然オフィスで．
　間もなく，アメリカでは，株式市場が「大崩壊」し，金融帝国主義・バクチ資本主義は根底から滅びる．ドルの大暴落，世界覇権国家からの転落も必至だ．これ，強者必衰の冷厳なる理（ことわり）である．
　しかし，アメリカは，「ｉＰｈｏｎｅ 文化」で再生するだろう．
　「森の生活」（Ｈ・Ｄ・ソロー）を想起するだろう．
　深い森の中で暮らしたホピ族，ナバホ族，ズーニ族など，「アメリカ・インディアン」の森の文化を心底から再評価するだろう．
.
変われ！ アメリカ！ 戦争は止めろ！ すべての兵器を棄てて，森の中へ帰れ！
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新設計！ 『ピンク･グルンバ』で… 　1．生ゴミを有機肥料に変える 　2．豚ふん尿を微生物資材にする 　3．焼酎カスを豚のエサにする 　4．余剰汚泥が有機肥料になる 　5．乳酸菌を大量に培養する

　大変なインフレである．
　あらゆる生活物資が値上がりして，家計を直撃している．食費を切りつめる家庭が激増している．
　肥料や飼料の価格も暴騰している．
　なかでも肥料は，「米・中が肥料の輸出を実質禁止」という異常事態だ．あわてた全農は肥料の価格を一挙に
７０％も値上げした．
　「これでは,もう,やってゆけない！」
　農業，畜産，養豚，…みな悲痛な叫びをあげている．
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　そこで，『グルンバ・エンジン』の登場である．
　舞台は，鹿児島県の志布志市．
　グルンバが，焼酎カスから豚のエサをつくっている．
　豚ふん尿が，完全に発酵した有機肥料に変身する．
　ここでは，豚のエサが，タダである．
　肥料も，ほとんどタダである．
　原料の焼酎カスや豚ふん尿が，タダだからだ．
　肥料代がタダの農業！　飼料代がタダの養豚業！
　これは革命である．名づけて「グルンバ農豚革命」．
　このところ，私は，鹿児島県の南端･志布志にいる．
　志布志の街路樹は，椰子の樹や枇榔（びろう）樹なので，南国情緒たっぷりだ．
　青い空．白い雲．エメラルド･グリーンの海．真っ赤な太陽．
　南国の太陽光線は焼けた針のように熱い．強烈なスーパー･ビームだ．
　南国の太陽は，頭の真上にある．だから，頭皮が日焼けする．
　先日，関東の友人が志布志に来た．この友人，頭のてっぺんがハゲている．
　飛行場の外に出たとたん，てっぺんハゲに太陽光線が突き刺さった．
　「痛い！　太陽の光が，熱いというより，痛い！」
　で，彼，志布志での最初の買い物は，麦わら帽子．
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　暑さのなかで，ふと思った．
　志布志では，乳酸菌や光合成細菌の培養は，太陽エネルギーを使おう！
　で，早速，いま，培養槽に太陽の光を集光する装置を設計している．
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　太陽エネルギーの利用技術，とくに太陽光発電では，日本は世界一だ．
　シャープ・三洋電機・京セラなど日本企業が世界シェアを独占している．
　太陽光発電装置を輸出している．これは，エネルギーを輸出しているということだ．
　日本はエネルギー輸出国なのだ！　いやぁ，愉快，愉快．
　そういえば…，
　「原油高にホクホク顔の日本企業」という記事が韓国の新聞に載ったっけ．
　あ，これだ．朝鮮日報の記事だ．皆さんも読んで見てください．
　隣国･韓国の人たちの日本観が良く出てますから． 　↓ これは，本日（7月12日）の日経新聞（ネット）の記事である．

ＮＹ株、一時１万1000ドル割れ　米住宅公社の経営不安で 2008年07月12日01時43分 　【ニューヨーク＝山下茂行】　11日のニューヨーク株式市場ではダウ工業株30種平均が急落し、一時、2006年7月以来、約2年ぶりに1万1000ドルの大台を割り込んだ。米住宅公社の経営悪化懸念や原油高を背景に売りが増え、ダウ平均は一時前日比248ドル安まで急落。正午（日本時間12日午前1時）現在、182ドル70セント安の1万1046ドル32セントで推移している。 　ポールソン米財務長官は同日、経営悪化が懸念されている米住宅公社2社に関し「現行形態で支援する」との緊急声明を発表した。国有化を含む政府による救済策をひとまず否定したことが市場では嫌気された。原油価格が大幅上昇し、景気の先行き不安も改めて意識されている。 　連邦住宅抵当公社（ファニーメイ）と連邦住宅貸付抵当公社（フレディマック）の政府系住宅公社2社は住宅ローン関連業務を幅広く手掛け、住宅不況のあおりで業績・財務が急速に悪化している。ここ数日、経営不安から株価が急落、国有化を含む政府による救済観測が高まっていた。 　両社の株価はこの日、前日比約5割下落した。 URL=http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080711AT2M1103R11072008.html

　↑　１１日のＮＹ株式市場は，一時，１万1000ドル割れの暴落状況だった．
　この暴落の原因は，ポールソン米財務長官の暴落を誘発する発言である．
　経営が極端に悪化している住宅公社２社について…，
　「国有化もありえる！」とだけ言えば，暴落は止まったのである．
　しかし，ポールソン財務長官は，国有化を否定する発言をした．
　当然，株価は暴落した．
　なぜ，ポールソン財務長官は，暴落を誘発するような発言をしたのか？
　この謎解きは簡単だ．
　ポールソン財務長官は，株価を暴落させたい！ のだ．
　アメリカ経済を恐慌寸前まで追い込みたい！ のだ．
　１８年前，大蔵省･日銀を使って日本の株価を暴落させ，日本経済を不況のドン底に叩きこんだ「実績」があるので，要領はすべて分っている．
　こういったポールソン米財務長官の「姿勢」に関しては，『新たな株価下落要因』や，ゴールドマン・サックスに関する記事で解説した．
　ともかく，どんな国家であっても，その中枢には，「獅子身中の虫」が寄生している．
　日本でも，１８年前には「日銀三重虫」，最近では「竹中虫」が，何兆円も注ぎこんで再生した長銀を外資（リップルウッド）にタダ同然で売却してしまった．
　こういう「売国虫」は，どんな国家にも寄生している．驚くことではない．
　いずれにせよ，アメリカの金融危機は，これからが本番である．
★トヨタが北米工場の生産ラインを３ヶ月間も止める！ という．

　トヨタ自動車は１０日、北米の３工場で大型車の生産ラインを８月から３か月間、休止すると発表した。
　ガソリン価格の高騰で大型車の販売不振が際立っているためで、このうち大型車の主力工場であるテキサス工場は全面的に休止する。（2008年7月11日　読売新聞）

★自動車保有台数，５か月連続マイナス，ガソリン高騰も要因．

　自動車検査登録情報協会が１０日発表した、４月末の国内の自動車保有台数は、前年同月に比べ１６万９７２２台減の７９１４万２８８２台となり、５か月連続で前年割れした。
　５か月連続マイナスは、１９４６年４月の統計開始以来初めて。４月単月としても前年割れは初めてだ。
　人口減少や若者を中心としたクルマ離れに加え、ガソリン価格の高騰も要因とみられる。保有台数の減少基調が続けば、交通量の低下も見込まれるため、政府の道路整備政策にも影響を与えそうだ。（2008年7月10日　読売新聞）

　トヨタが北米工場の生産ラインを３ヶ月間も止める！ …尋常なことではない．
　トヨタは，アメリカの経済危機と，レイショニング（価格高騰による需要減退）の激甚な影響をモロに受けている．異常事態である．
　これで，しばらくトヨタ株は上がらないだろう．暴落するかも知れない．
　そして，自動車産業は，斜陽産業になっていく．
　今まで「先進国」が繁栄したのは，自動車産業の「お陰」だった．
　その自動車産業が衰退するということは，「先進国」が貧しくなるということだ．
　世界が大きく変わっていくということである．
　しかし，この大変化は悪いことではない．
　私は，車は乗らない！ 歩く！ 遠方へは電車やバスで行く！ …と決めた．
　２０ｋｍぐらいは平気で歩く．徹底して歩く！ 楽しく歩く．…このお陰で健康になった．
体力がついた．糖尿病がなおった．大変いいことである．ワハハ．ヒヒヒ． 　ＮＹの株式が一万ドルを割る！ という非常事態が近づいている．
　日経新聞は社説で「世界的株安の警告を真剣に受け止めよ（7/4）」と警告を発した．
　この種の警告は，海外では，もっと早い時期に出されている．
　たとえば，王立スコットランド銀行は，６月１９日，「今後３カ月以内に，世界的な株と金融市場の大崩壊がおきる．米国株（Ｓ＆Ｐ５００）は３割下がる」とする予測を発表している．
　英国のバークレイズ投資銀行も６月２８日，世界的な金融大危機が来るという予測を，顧客向けに発表している．
　「世界的な株と金融市場の大崩壊がおきる」，「世界的な金融大危機が来る」という英国系銀行の警告は，半端なものではない．非常事態宣言である．
　しかし，日本では，「短期的には世界の相場が底値圏にきている」（足立真一氏）などと，有能な識者が平然と楽観論を語っている．
　くどいようだが，飯山一郎，同志諸兄には，何度でも申し上げる．
　アメリカ金融市場は，『大崩壊』に突入している！
　昨日のＮＹダウのチャートを以下に載せた．暴落型である．
　少なくとも，あと２千ドルは下落し，ＮＹダウは，１万ドルを軽く切っていく！
　アメリカ経済は，奈落の底に沈む！　アメリカは，もう助からない！ と．
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　「トヨタ自動車グループのデンソーは，水の中で光を浴びると軽油を生成する藻を大量に培養し，１３年までに軽油の量産に乗り出す．」
　きょうの朝日新聞の記事である．
　軽油を生成する藻を培養して軽油を量産する．…これが実現すれば，日本は「産油国」になる．　すごーい！
　そういえば，和歌山城のお濠（ほり）がアオコだらけになったことがあるが，あれは脂っこい藻だった．あんな藻を大量に培養すれば，軽油が取れるというわけだ．
　藻やアオコが大量に繁殖している水域は，日本中にゴマンとある．
　藻やアオコが繁殖する原因は「富栄養化」，生活雑排水による水の汚染だ．
　この生活汚染物質が栄養源となって，アオコはどんどん繁殖する．
　生ゴミを入れれば，もっと繁殖する．食品加工工場の排水も格好の栄養源になる．
　リンや窒素分の多い人間や豚の屎尿（大小便）を栄養源にすれば，さらに繁殖する．
　生ゴミの汁や屎尿の混合水を，私が発明した『グルンバ・エンジン』で処理する．
　この「グルンバ処理水」を使えば，藻は，爆発的に繁殖する． なぜか？
　生命体は細胞内に水を取り入れて繁殖する．
　細胞には，水が出入りする「穴」がある．
　これを「アクアポリン」という．
　「アクアポリン」を通過しやすい水は，クラスター（水の分子の集合体）が小さな水だ．『グルンバ』という機械は，じつは，クラスターを微細化することが得意なのだ．
　いま，私の仕事は，『グルンバ』を使った乳酸菌の大量培養．だから藻やアオコを大量に培養することなどは，お手の物だ．
　そうだ！　どなたか，『グルンバ』をデンソーさんに売り込んでみませんか？
　利益がでたら，山分け！　でどーです？

大阪「あいりん地区」の労働者や若者達は，自転車を積み上げバリケードをつくって，火を放った． 　タイヤが激しく燃え，黒煙が上がった．西成署の玄関には火のついたダンボールが投げ込まれ，西成署前は「戦場」と化した． 　逮捕者には１０代の若者もいて，「暴動」加わり不満を爆発させた青年も多かったようだ．

　中国，韓国，モンゴルの「暴動」は，テレビが，連日，大袈裟に報じている．
　しかし，最近の日本で発生した「暴動」は，マスゴミが報じないので，本サイトが報じる．
　さて，その「暴動」の真実は？
　６月１３日から５夜連続の「暴動」が発生したのは，大阪市西成区の大阪府警西成署前．ここに「あいりん地区」の労働者支援団体「釜ケ崎地域合同労働組合」（釜合労）の約２００人以上が集結，署に向かって自転車や空き瓶を投げ付ける騒ぎになった．
　大阪府警は機動隊を出動させて警戒．鉄パイプなどを持った労働者側と押し合いになるなど混乱になった．
　逮捕者は大阪府内の女子高校生（１６）を含む１０人、負傷者は９人と発表した．
　発端は，トラブルで署に連行され署員の対応に不満を持った男性が釜合労に相談．釜合労のメンバーが「暴力警官を許すな」と書かれたビラを配り，近くの日雇い労働者らが署を取り囲んだという．
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　この「暴動」．テレビは一切報道しなかったが，きわめて重要な注目点がある．
　　１．テレビが報道しなかったのは，波及を恐れたからではないか？
　　２．…というのは，いま，日本の社会には，「不安」と「不満」が充満している．
　　３．これは，世の中に対する不満，つまり，社会的不満だ．
　　４．社会的不満は暴発しやすい．そして「暴動」に転化し，迅速に広がる．
　　５．現在，いたるところに暴発寸前の「社会不満」が充満している．
　　６．実際，「あいりん地区」では，些細なきっかけで「暴発」してしまった．
　　７．昔は，山谷，釜ヶ崎，寿町（横浜）と「暴発地」が限られていたが…．
　　８．最近，「クスリ」と「派遣ストレス」が原因で「秋葉原下流テロ」が暴発した．
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　ここで，本日の結論を，きっちりと言おう．
　「暴動」とは，「貧困」の暴発である．
　このことに無知・無策のままでいると，シッペ返しを喰うことになる．
　地中海でモデルと遊び呆けたすえ，「社会のくず」発言で「暴動」を激化させた好例（悪例？）がある．　おフランスの猿居士だ．
　いままさに，「貧困」は，肝に銘じるべき問題である！ 　ＮＹダウは，「大崩壊型」の下落トレンドに突入した．
　株価は，少しは戻しても，次には大きく下げる．そして，底を打つまで，大きく下落していくだろう．
　いつ，底を打つのか？　これは誰も分からない．しかし，「意外と底は浅い」などという楽観論が散見される間は底は打たない．絶望と総悲観のなか，音もなく，大底は形成されるのだから．
　今回の株価暴落の原因は，金融不安，原油高，インフレ，不況，ドル安だったが…，
ここにきて，さらに大きな下落要因が発生している．
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●まず，株価の下落そのものが下落要因だ．株価の下落は次の下落を呼ぶからだ．毎日，損切りの投げがでている．この投げに合わせて，新規の売りが出る．少し戻せば，「ヤレヤレ売り」が大量に出る．買いは少ない．これでは下がる以外にない．
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●相場を強引に下げようとする巨大パワーが存在する．ずばり言おう！　世界最大の投資銀行，ゴールドマン・サックスとポールソン財務長官だ．ＧＳグループは，原油先物を大量に仕込んでおいて，露骨に買い煽る手法で原油相場を大暴騰させた．この原油高騰は，株安の原因である．また．シティやＧＭを執拗に叩き抜いている．彼らの思惑どおりに株価下落がすすんでいる．
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●３日．欧州中央銀行（ＥＣＢ）は政策金利を引き上げた．これは，ユーロ高の誘因であるが，近々，ドル暴落を誘発することになる．
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●フォード，ＧＭ，リーマン・ブラザーズなどの大手企業と，地銀など中規模銀行の経営不安が高まっていること．これが新たな株価下落の誘因となってきている．株価が５ドルを割ったフォードなどは，逝くとすれば，一番手だろう．
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●株価下落は日米だけではなく，インド，イギリス，上海が，連日，年初来安値を更新するなど「世界同時株安」の様相を呈している．これが不安心理を助長して，株安の大きな原因となっている．株安そのものが株安の原因，これが株の恐いところだ．
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　株価の下落が通常の上下動サイクルなら，何の問題もない．
　だが，今回のＮＹ株の下落は，バブル崩壊が原因である．
　しかも，住宅産業のバブル，（サブプライム）ローンのバブル，デリバティブのバブル．この大きな三つのバブルが破裂状態なのだ．このうち邦貨換算４５００兆円以上というＣＤＳ(クレジット・デフォルト・スワップ)というデリバティブの１割が弾（はじ）けても，４５０兆円である．弾けたら，経済恐慌は必定だ．
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　株価大暴落は，貧困を生み，絶望を育てる．貧困と絶望は，暴動を呼ぶ…．
　今回のＮＹ株の下落．これは甘く見ないほうがいい． 　久しぶりに郷里の栃木に帰ると，実家は大家族になっていた．
　長男，次男，三男．三人の嫁たちがいて，「お父さん，お父さん」と，雪も氷も解けるような熱烈歓迎の接待だ．
　もともとは全く他人のお嬢様たちに，「お父さん，お父さん」と呼ばれる…．こういった擬似親子関係は，ヤクザの世界では当たり前だが，私には，くすぐったい（笑）．
　孫たちも，留守がちの祖父，孫にベタベタしないクールな祖父でも，すぐになついてくれる．　お！ 社交的でいいぞ，…と淡々と思う．
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　大泉逸郎の演歌『孫』．孫が可愛い可愛いと，あたりかまわずベタベタの祖父．あのタイプ，私は嫌いだ．そりゃ孫は可愛いだろう．当然だ．この当然の素朴な感情は否定しない．だけど，独善的だ．利己的感情だ．他人様に吹聴すべきものではない．少なくとも，孫に恵まれない老人には可哀想な歌だ．
　大泉の『孫』は３００万枚も売れたという．これ，独善的な老人が多い証拠だな (笑)．
　すくなくとも「社会性」がない．話題が広がらない．つまり，「孫が可愛い」「それがどうしたの？」 …これで終わりなのだ．
　「私の愛犬ポッチは，凄く可愛いのよ！」「ほー！（他人からみれば駄犬だ）」 …これと同じなのだ．
　ひたすら，孫が可愛い！　というのは個人的な感情で，「公共性」がないんだな．
それでもいいんだけどさ…(笑)．
　あれ？　孫と犬を一緒にしちゃった，勘弁ね．＞全国のお爺ちゃん ○|￣|＿
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　「お父さん！」 …嫁のひとりが私を呼んだ．眼の前に公共性のない現実があった．
　さぁ，いい爺ちゃんを演じよう！ と思ったが，ぎこちない私だった． 　明日は三男の結婚披露宴なので，私は久しぶりに栃木の実家に向かった．
　途中，ふと見ると，電車の吊り広告に次のような御礼広告が載っていた．

日本のみなさまへ このたび「中国四川大地震」に際し、 日本国民のみなさまから、 多大なるご支援を賜り、 被災者ならびに中国国民に代わり、 心より御礼を申し上げます。 「遠き親戚より近き隣人」、私たちは、 日本国民のみなさまからいただいた、 旧き良き隣人としての絆を糧に、 復興をめざして頑張ります。 本当に、ありがとうございました。 　　　　　　　　中国大使館、在日華僑 　　　　　　　　　　　華人、留学生一同

　読後，「礼儀正しさ．これこそアジア人共通の特長だ」と私は思った．
　「それにしても…」とも思った．
　それにしても，四川大地震で，中国には強烈な「国家意識」が芽生えたようだ．
　それにしても，聖火リレーのときの，あの嫌中・反中キャンペーンは偏狭だった．
　すくなくとも，反中キャンペーンは中国人の愛国心を盛り上げただけだ と．
　「国家の品格」よりも「国家の礼儀」を大切にすべき時代が来ている．
　…こう思いながら，私は電車に揺られて，いつしか午睡を楽しんでいた．

ヘンリー・メリット・ポールソン米財務長官 （Henry Merritt Paulson, 1946年3月28日）は，アメリカ合衆国の実業家．1999年から証券会社ゴールドマン・サックスの会長兼最高経営責任者（CEO）を務め，2006年からジョージ・ウォーカー・ブッシュ大統領の下で財務長官を務めている． ７月２日，ポールソン米財務長官はロンドン市内で講演し，原油高や住宅価格の一段の下落と，資本市場の混乱により米景気減速が長引くとの見方を示した．

　いま，米国の金融会社は，軒並み大変な経営難だ．銀行，保険，証券，カード．どこも株価が暴落し，シティグループなどは株価が３分の１になってしまった．
　しかし，例外がある．
　ゴールドマン・サックス（ＧＳ）だ．ＧＳは，１年半前から金融危機と株価の大暴落をピタリ！ と予測し，ショート（空売り）で大儲けしてきた．
　さらに，原油価格が，７０ドルになる，１００ドルも超える，次は１５０ドルだ，２００ドルもありえる，と予測を完全に的中させ，原油大暴騰の頭もシッポも胴体も，すべてを食い尽くしてきた．
　また，コーン，大豆，小麦，砂糖などの国際商品の暴騰も徹底したロング（買い）で大儲けした．
　ＧＳは，中国企業の株式上場をどこよりも多く手がけ，莫大な上場利益を獲得した．その中国企業にも，原油や穀物の買いを煽ってきた．
　…以上の株価暴落や原油と穀物の暴騰などの「大異変」は，不思議なことに…，
　２００６年６月．アメリカ合衆国連邦政府の金融と財政を取り仕切る「アメリカ合衆国財務長官」に，ヘンリー・メリット・ポールソンが就任した後から，激烈に発生してきた．
　２日．ポールソン財務長官のロンドンでの講演．
「米経済については，エネルギー価格の高騰や資本市場の混乱，住宅問題という三つの逆風に直面しているとした上で，住宅価格が一層，下落しても驚くべきではない．」
　米国の財務長官が，ＮＹ株価の暴落を誘引するような発言を平然と行うのである．
　住宅価格の下落を止める政策は言わないのである．一事が万事である．
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　ポールソン財務長官．前職は，ＧＳの会長兼最高経営責任者である．
★米ＧＭの目標株価は，７ドル＝メリルリンチ　 (ロイター 2008年7月2日)

　［New York　２日　ロイター］　メリルリンチは、米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）の投資判断を従来の「バイ」から「アンダーパフォーム」に引き下げて、目標株価を従来の２８ドルから ７ドルに下方修正した。
　約１５０億ドルの資本増強が必要かもしれないとし、破たんの可能性もないわけではないとした。ＧＭの広報担当者からのコメントは得られていない。

　世界最大の自動車メーカー，あのＧＭの株価が７ドルになる！　と言うのです．
　「破たんの可能性もないわけではない」とも言うのです．
　ＧＭ倒産の可能性！？　え？ ウソでしょ？　悪夢でしょ？
　でも，メリル・リンチが言っているのです．
　そういえば，フォードの株価も５ドル以下になってしまいました．
　倒産するとしたら，フォードが先に逝くでしょう．
　うーむ．どうやら，アメリカ経済は，最悪状態に向かっているようです．
　このことは，３ヶ月も前から，『一目均衡表』が予言していました．
　日本人が考え出した『一目均衡表』．すんごい！ と思います．
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　　　２日のＧＭの株価は，前日比-1.77ドル安の9.98ドル．15％以上の暴落である．
　　　ＧＭの株価が，ついに10ドルを切った．フォードは 4.36ドル．倒産価格に近い．
　　　（ＮＹダウは，前日比－166.75ドル安で，11215ドル51セント．） ★不振続く米新車販売　６月、トヨタも２ケタ減 　 (朝日新聞 2008年7月2日)

　６月の米国での新車販売台数は、ガソリン高と消費低迷のダブルパンチで、前月に続いて大幅減になった。米メディアによると、１５年ぶりの低水準まで落ち込んだという。
　トヨタ自動車も前年同月比２ケタ減になった。

　コーヒー・チェーンの『スターバックス』も，６００店舗を閉鎖するというし…．
　金融不安→株価暴落→景気低迷→消費低迷→日本のトヨタ株も急落！
…という負のスパイラルが始まっている．
　株は，もう買わないほうがＥ！　トヨタは売りである．キャノンも売っていい．
　ＮＹ関連株を売っておけば，「ＮＹ株・大崩壊！」も冷静に見物できる．

注：「トヨタの２ケタ減」は，２１％減．平均は１８％減，ＧＭは１８％の減少．
　　トヨタの不振が目立つ．トヨタはショックだろう．株も売られるだろう．

★テレ朝、広告の不振響き役員報酬カット　 (日経新聞 2008年7月2日)

　テレビ朝日は、広告収入の落ち込みを踏まえ、7月から全役員を対象に平均12％の報酬カットに踏み切ることを明らかにした。
　同社では6月のスポット広告収入が前年同月に比べ約10％のマイナスになったという。
　社長は広告不振の背景に「構造的な問題がある」と述べた。

　景気・不景気に関係なく，今後もテレビの広告収入は低下していくだろう．
　くだらない映像を一方的にタレ流すテレビには，広告主のエライさんも嫌気がさしてるみたいだし，低級タレントの馬鹿トークなどは不愉快になるだけだ．
　テレビは真実を伝えない．権力とも対決しない．世論操作のツールだ．マスゴミだ！
…って，思うヒトも多くなっている．
　広告効果もテレビよりネット！　と思う企業も激増している．
　この証拠がグーグルやヤフーの売上と利益の伸びだ．
　それから…，
　誰もＹｅｓと言っていない「“地デジ”への強制移行！」　…これで，
「もうテレビなんか見ない！　ヨウツベ(=You Tube)で見る！」というヒトも増えてくる．
　「地デジへ強制移行」で喜ぶのは，官僚と家電企業だけ！
…ってことも，皆，うすうす気づいているし． 　『月刊 現代』８月号の次の記事が少し面白い．
　『秋葉原１７人無差別殺傷事件』 （筆者：高山文彦・ノンフィクション作家）
　筆者の高山氏は，犯人が書いた文章の，
「薬が無いからポカリを一緒に飲んでみたら、よく回った」
という部分と，犯行までの３日間の犯人の行動は，クスリの副作用ではないか？ という「疑問」をチラリと書いている．
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　高山さん！　もう一歩！　もう少しで，真実が見えてきます！
　私も，高山さんと同じ資料でコメントを書いてます．
　あ，そうだ，副島隆彦氏が書いた文章なども読んで見て下さい．
　「小泉純一郎が，まるで廃人同然…」といった間違いもありますが…（笑）． 　昨日，ビル･ゲイツ（52）がマイクロソフトを辞めた．完全引退だ．
　はっきり言って，ビル･ゲイツの成功要因は，敵失，盗用，強引な売り込み．この三つだった．
　成功のスタートは，ＭＳ－ＤＯＳという独創性ゼロ！　の盗用ソフトを，商敵が海釣りから帰れなかったスキ（敵失）に，ＩＢＭに強引に売り込んだ…．有名な話だ．
　ウインドウズにしても，アップル社のマックという優秀なＯＳの盗用みたいな製品で，スティーブ・ジョブスが社内扮装でアップル社を追われたスキ（敵失）に，ＰＣメーカーに強引に売り込んでいった…．アメリカでは誰でも知っている話だ．
　アメリカン・ドリームというと綺麗に聞こえるが，実態は，敵失，盗用，強引なのだ．
　麻薬，石油，戦争，不正選挙，虚偽と謀略 （これでフセインは殺された！）といった
ブッシュ一族のドス黒い成功要因に比べれば，ゲイツの手は汚れていないが…．
　ま，ビル・ゲイツとＭＳの悪口材料など無数にあるが…，私は，ビル・ゲイツの笑顔は，理由なしに好きだった．あの魅力的なスマイルを実際に見たとき（幕張で，３０ｍ位の距離）は，強烈なオーラも見えたし，心底までシビれた（笑）．
　しかし，最後は，マイクロソフトも売上が超不振だし，ヤフーは手に入らないし，ビル・ゲイツ本人もパッとしないままだった．可哀相なほどだ．
　いっぽう，ビル･ゲイツの最大のライバル，スティーブ・ジョブス（52）は，ますます元気で，最高に魅力的だ．アップル社も，製品，業績，人気，すべてが最高潮だ． 　株式評論のプロ中のプロ，足立真一先生が，ＮＹ株式の先行きについての考え方を改められるようだ．
　先週末，足立先生は「ＮＹ市場がベアー・マーケット（弱気相場）に片足を突っ込んだことは確かである」とブログに書いておられた．
　さらに「今週も株価が下落したら，相場を判断する姿勢を変更する」．つまり「考え方を変える！｣ とも言っておられた．
　ひとりの老練な知識人が現実と激しく格闘しながら，現実認識を変えていく…．これはドラマである．感動である．
　「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」（論語･学而）は，ミスは早めに改めよ！ という話だが，問題は，ミスをミスと気づく過程だ．プロセスだ．
　人は，なかなかミスをミスと気づかない．自分の過ちが分からないのだ．
　それどころか，「自分は間違っていない！　私は正しい！」と誰もが思っている．
　しかし！ である． しかし，実際は，人間のやることの大半は間違いなのだ．
　このことは，株をやってみると分かる．買えば下がり，売れば上がる．必ずだ．(笑)
　株をやっている人の９９％は負けている！ これは統計に明らかだ．
　誰もが，それこそ真剣に考えて，株を売買している．しかし，負ける．損をする．
　財産を失う者までいる．あのメリル･リンチも，シティでさえも大損をしている．
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　｢人間は間違う！｣ …このことを知っているか，いないか？
　｢人間は間違う！｣ …このことを，いつも念頭に置いているか，いないか？
　｢人間は間違う！｣ …このことを，絶えずチェックしているか，いないか？
　…これで，成功と失敗が分かれる．
　知っているか？ いないか？ …まさに「無知の知」（ソクラテスの弁明）である．
　…精進しよう！　足立先生やソクラテスのように！　無理でも(笑)． 　先週，ＮＹダウは1週間で4.2％も下落し，『大崩壊』に突入した．
　『一目均衡表』と『大崩壊説』．この罫線分析手法の先見性と予知能力の切れ味は，
読者諸兄には，ご理解いただけたと思う．
　『一目均衡表』の一目山人先生と，『大崩壊説』の木佐森吉太郎先生には，あらためて敬意を表す次第である．
　そして，大学では教えぬ『一目均衡表』と『大崩壊』の理論が，今後，益々，的中率が上昇していくことを，お二人の御霊にご報告したい．
　さて，なぜ，『一目均衡表』の的中率が上昇していくのか？　答は簡単である．
　世界中のアナリスト，株式評論家，一般投資家が『一目均衡表』を使って株価の分析をしているからである．そして『一目均衡表』どおりの投資行動をとるからである．
　グランビルの『移動平均線説』も，普及するにつれて的中率が上がっていった．これと同じである．「理論」とはそういうものである．
　「哲学」も「思想」も，人々の共感をえながら世の中に広まっていく…，非常にメンタルなものだ．
　「思想」だけではない．「政治」も「政府」も，「権力」でさえも，メンタルなものだ．
　「政府」の存在を信じ，「権力」の強さを認める者がいるからこそ，「政府」も「権力」も「支配」を貫徹できるのだ．
　「支配」は「服従」があってこそ成立する！ これは政治学のイロハである．
　「服従」とは，服従心．服従する感情である．政治学も，実は， 「心理学」なのである．
　さて，「株価」も大変にナーバスだ．メンタルそのものだ．
　いま，アメリカは，顕著に弱い「センチメント」（株価心理）になっている．
　だから，さらに下落するだろう．『大崩壊』も進行していく．恐慌状態になるまで！
　日本には，楽観論者が多い．全く困ったものである．株価下落時の楽観論は，ケガを大きくするからだ．
　日経平均が暴落寸前！ であることを説明したチャートを載せた．ご笑覧のほど．

ドバイの「ダイナミック・タワー」の完成予想図． 高さ４２０メートル，８０階．各階が回転するため．全体の形を変えられる．

　原油価格の高騰で，石油消費国から産油国へ「富の移転」が進んでいる．
　その額，今年だけで，なんと ２００兆円！
　中東とロシアに，莫大な金が流れ込んでゆく．
　貧乏国は，益々苦しい．その筆頭がアメリカだ．
　すでにアメリカは借金漬けの貧乏大国なのだが，毎月１兆円もの戦費をイラクで浪費している．
　ＮＹ金融市場も『大崩壊』に突入してしまった．
　もうアメリカは助からない． 史上最強！ だった
あのアメリカが，デフォルト！　国家財政破綻！　に追い込まれる可能性もでてきている．
　属国･日本も一蓮托生だ．それでも，これほどの歴史大変動が見物できるのだから，
「ラッキー！」と，爽やかに言ってのける “したたかさ” は，あってもいい．
　さて一方，原油の高騰で膨大な「富」を手にする国々は，ウハウハだ．
　ロシアの新しい大統領は，
「すでにアメリカは世界覇権国家ではない．つぎの世界覇権国家はロシアである！」
…などと， 大ボラ をいけしゃーしゃーと吹きまくっている．
　中東アラブ首長国連邦ドバイなどは，『世界初の変形する高層ビル』（左上の写真）という超豪華な変態ビルを建てるそうだ．いやはや，何ともバカバカしい金の使い方だ．
　ちなみに，モスクワにも同じ様式の「変形する高層ビル」の建設計画があるそうだ．
　あーあ，成金て，ほんと，ヤダねー．　（アメリカも日本も，まだ成金根性だけど…）．
　しっかし…，

大勢の通行人らが刺された通り魔事件で、現場で警察官に取り押さえられる容疑者＝読者提供

　「ロシア，ドバイ」 vs 「アメリカ，日本」．
　これ，勝負あったな．とくに日本がミジメになって
いくようで悲しい．だって，産油国に吸い取られ，アメリカにも搾取され，庶民は政府にガソリン税でも吸取される．幾重にも何重にも搾取されている．
　派遣社員は企業にも搾取され，ストレスが昂じて医者にいけば向精神薬を盛られ，いつしか狂って自殺する者３万人強．凶悪殺人を犯す者が出ても，マスゴミは原因を追求せず，薬物反応なし！ との警察発表を載せるだけ．
　大企業，医者，製薬会社，マスゴミ，警察…，皆，社会的弱者から搾取している．
　それでも，デモひとつ起こらない．衰弱し，滅亡する国家のモデルが，眼前にある． 　ＦＲＢが利下げ休止を宣言．３日前の２５日のことである．
　これは，利下げ休止でドル高に誘導し，株安と原油高を止める！ という狙いだった．
　しかし，ＮＹの株価は，２６日は３５８ドル安，昨日も１０７ドル安．下落は止まらない．
　さらに原油相場も，昨日は史上初の１４０ドル突破，原油の上昇も止まらない．
　ドルも，２７日は１０５円台をつけ，円に対してもドル安傾向は止まらない．
　米国経済当局の思惑と狙いが，これほど外れ，狂ったのは前例がない．
　（このことを誰も指摘してない！ …不思議なほど，緊張感が欠けている．）
　いま，米国経済当局は手詰まりである．打つ手がないのである．
.
　世界中の株価が暴落しているというのに…，日本にも緊張感はない．
　足立真一先生なども，「ＮＹ株の昨日の暴落は計算外であったが、ここでの注目株の押し目は注目度を上げたい」と．
　株式評論のプロ中のプロが，「ＮＹ株の昨日の暴落は計算外であった」などと楽観論をシレーッと言い，押し目は買い！ などと株買いの推奨までされておられる．
　株式評論では定評のある未来かたる氏も，「割れないと思っていたＮＹ株式市場は、今年の新安値をとうとう付けてしまいました。…意外に僕は明るいのです。」
と，想定外の暴落が発生しても，ほとんど緊張感がない．
　株価暴落にも緊張感がなく，楽観論が多い． ←これが何をもららすか？
　お分かりですね？　　答は，「さらなる大暴落 」．
.
　やがて…，夏が終わる頃に…，
　「ＧＭの倒産，不可避！」とか，「シティが潰れる？」という情報で世界中が震撼する日まで，真の緊張感は生まれないだろう．　 .
　２６日のＮＹダウは，マイナス３５８ドル．暴落である．
　ＧＭは１１％も安い１１ドル４３セント．８年前の１０分の１の株価になるのも目前だ．
　リーマン・ブラザーズは８.４２％安，シティグループは６.２６％安．惨憺たる下落だ．
　ＧＭも，シティも，昔の足利銀行や山一證券にチャートの形が似ている．消滅型だ．
　ともかくＮＹダウは，大きな節目，1/22の11634.82ドルを１８１ドルも下回った．
　これで，アメリカの株価は，『大崩壊』に突入した！
　少なくとも，あと２千ドルは下落し，ＮＹダウは，１万ドルを切るだろう．
　とにかく，皆が楽観的すぎた．ソロスもバフェットも「危機は過ぎた｣などと呑気な発言をしていた．日本でも足立真一先生のようなプロが，超楽観発言を連発していた．
.
　本日から日本の株価も大きく下落してゆく．…と，日経平均のチャートに出ている．
　見事な，いや，悲しくなるような 『三尊天井』 なのだ．
　くどいようだが，日米ともに株価チャートは暴落型である．奈落の底に沈むだろう． 　いま，ロシアは，「ダーチャの季節（дачный сезон)」である．
　「ダーチャ（дача)」とは，郊外のセコンド・ハウスというか，「別荘」だ．
　厳しい冬．人々は郊外に出ないが，初夏の今，多くのロシア人が週末を「ダーチャ」で過ごす．これが「ダーチャの季節｣だ．
　ロシア人の６０％が「ダーチャ（дача)」を所有している．
　ロシア人は，われわれの想像以上に，物心両面で豊かなのである．中間層が多い！ と表現したほうがいいかな？　国を支える中間層．この中間層が多ければ多いほど，豊かであればあるほど，国家社会は繁栄する．（これは非常に重要な社会法則だ）．
　いま，アメリカも日本も，中間層がどんどん没落している．下層階級が増えている．
　だから，日米は，残念だが，没落過程にある．ロシアは成長過程，繁栄路線だ．
　もっと言おう．アメリカは，すでに世界覇権国家ではない．借金漬けの戦争国家だ．
　では，次の世界覇権国家は？　ロシアである！
　このことは，チャートにも明確に出ている．アメリカ ｖｓ ロシア．比較すれば，明白だ．アメリカは『大崩壊型』，ロシアは「拡大発展型」のチャートだ．
　いま，ロシアには「神風」が吹いている．天の運，地の利，人の和．すべて順調だ．
　「天運」は，膨大な化石燃料の産出と価格高騰だ．石油と天然ガスを合わせた化石燃料（石炭は除く）は日産2086万バレル．これはサウジの２倍以上だ．いまやロシアは世界断トツの産出国なのだ．
　「地の利」は，ユーラシア大陸のド真ん中の大部分を国土とし，ヨーロッパと中国とインドと提携できる地政学的な有利性だ．
　最近，特に注目すべきは，ロシアと中国の連携，「上海協力機構」だ．これにイランとインドがオブザーバー参加し，発言権がより強力になっているという．←by 寺島実郎．
　「人の和」は，プーチンのＫＧＢ人脈の頑強な結束とチーム・ワークだ．日本の内閣のような順送りの無能大臣による無責任体制とは，まるで違う．

アレクセイ・L・クドリン（Alexei L. Kudrin）と タチヤナ・ゴリコワ（Tatiana Golikova）

　「人財」が豊富なのだ．
　たとえば，右の写真のクドリンやゴリコワだ．
　大和総研の井本沙織氏の「クドリン評」は，
　「ロシアを復活させて，国際舞台に戻らせるという，賢明でかつ一貫したマクロ経済政策の黒子は他の誰でもない，プーチン大統領のサンクトペテルブルグ時代からの同僚であり，８年間にわたり国の財布を守り抜いたクドリン副首相兼財務大臣である」．
　タチヤナ・ゴリコワは，先の財務副大臣のビクトル・フリステンコ産業エネルギー相の夫人で，保健社会発展相として福祉と保健面で国民に満足を与えてきた．厚生官僚の代弁者に成り下がった舛添要一などとは，まるで格が違う．
　そして，ご存知，ドミトリー・メドヴェージェフである．この新大統領に関して，きょうは，
驚くべき情報を提供しよう！　日本のマスゴミが報道しなかった重要情報だ．
　それは，去る６月７日のメドヴェージェフの発言である．
　すでにアメリカは世界覇権国家ではない．つぎの世界覇権国家はロシアである！
…と新大統領が明確に宣言しているのだ．ソースは，ニューヨーク・タイムズ．
　じっくり読んで確かめていただきたい．読んで「時期尚早」と思えば，世界認識を誤ることになるだろう．
　まごうかたなく，強烈な国家意識をもった，新しい世界覇権国家の登場なのだから！

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　もう民主主義は駄目だ！　アメリカを見てごらん．民主主義，民主主義と言いながら，イラクの民衆を１００万人以上も殺傷し，自国の青年兵士を戦場で何十万人も死傷させている．
　経済も金融不安でメチャメチャ．社会格差，経済格差がどんどん拡大して，重病でも病院にいけない患者がウヨウヨ．ホームレスもウジャウジャ．
　…な！　アメリカの民主主義なんて，最低，最悪だろ！　ロシアのプーチン独裁主義のほうが上だよ！　いま，民衆は，アメリカよりもロシアのほうが，はるかに幸せだよ！　だから国民の支持率も，ブッシュは最低，プーチンは最高だ．
　アメリカの時代は，ジ･エンド．もう終わってるんだよ．　飯山サン，そう思わんか？
　こう語るのは，山田の爺さん（６９才）だ．この爺さんの説得力は下手な国会議員より迫力がある．論理的というより，感覚にうったえてくるからだろう．
　アメリカ民主主義は最低で，ロシア独裁主義は最高！　これには，ちょっと待った！と思わず言ったら，
　「フロリダの開票が不正だったという騒ぎ，おぼえてる？　投票用紙を読み取る機械を不正操作したからブッシュが勝ったという話．投票マシンでインチキをやる民主主義なんだよ，アメリカは．今回のオバマの勝利だって，莫大な選挙資金をテレビに投入して世論操作をやった結果だ．チェンジ，チェンジって，何が変化するのか？　まるで不明だ．これは民主主義じゃない！　衆愚政治だ．」
　「日本だって，コイズミ！　純チャン！　郵政民営化賛成！　ってマスコミとおばちゃん連中が夢中になって支持率を上げて，自民党を大勝利させた．その結果が，年金不正問題，後期高齢者イジメにガソリン税アップだ．日本の政治も民主主義じゃない，衆愚政治だ！」
　いやはや…．怪気炎をあげる山田の爺さんに，私は，どう反論したらいいのか？
　教えてちょーだい！ ＞ 読者の皆さん．

三重県警の家宅捜索終了後，「私の家には風呂もない」 と涙ぐみながら取材に応じる谷本広道院長＝伊賀市で08年6月12日午後4時25分ころ

　船場吉兆のささやきオバンの次は，三重県伊賀市の泣き虫ドクターときた．またもやスター誕生！　観客は飽きない(笑).
　観客よりも喜んでいるのは，テレビ局だ．
　だって，「ずさんな点滴管理｣で患者が死んだ！ のだ．さらに，ドクターの「私の家には風呂もない」という言い訳がウソだとバレてしまったのだ．警察の故意のリークで．
　素晴らしい！　イジメ甲斐があるぞ！　イジメで視聴率！ のテレビ局はドクターを追いかけまくって，なぜ殺した？　ウソがバレた心境は？　と悪意に満ちた質問攻め．イジメまくり．
　それにしても…，
　この医者も，それから，あの船場吉兆のオバンも，社会人としてのリテラシーが不足してる．生き方が下手だ．
　なぜって…，
　人生，下手な言い訳はしない！ …という常識がない．
　イジメで視聴率をかせぐテレビ局の前に出ちゃ駄目！ …という知識がない．
　テレビ局によって晒し者（さらしもの）にされている！ …という認識がない．
　テレビ局は，「ネタミとソネミの世論」を煽り，これを利用して視聴率をかせぐ．
　この「世論」とテレビ局は，常に，スケープゴート（いけにえ）を求めている．
　船場吉兆は絶好の「いけにえ」だった．だから犠牲の羊として殺された．社会的に．
　「世論」をバックにしたテレビ局の，あの悪意に満ちた，あの過剰報道がなければ，船場吉兆は廃業せずにすんだ，ということだ．

廃業を発表する記者会見で深々と頭を下げる湯木佐知子・船場吉兆社長(28日午後1時4分 大阪市中央区のホテルで）

　伊賀の医者も，テレビ局に，「自宅に風呂がない」などと余計な事を言わなければ，晒し者にならずにすんだ．
　船場吉兆のオバンも，テレビカメラの前で廃業の発表をするなど，最後まで恥を晒していた．
　伊賀の医者も，伊賀の忍者のように，隠遁の術を使うべきだ．あるいは，隠遁の術でも横綱の朝青龍に学ぶべきだ．
　人の噂も７５日．…などと思う狡知もないようだ．
　日も夜も働いて金をためることは得意なようだ．
　過労ドクターは，１日３５０人もの患者を診ている．まさに「野戦病院のよう」だ．
　３５０人もの患者が来れば，点滴薬剤の作り置きなど当たり前だ．悪いことではない．
　患者が３５０人も来れば，「院内感染の発生率も高い」．←ドクターの言うとおりだ．
.
　ま，「谷本整形」の衛生管理にも多少の問題があったのだろう．
　しかし，殺菌･滅菌･除菌･抗菌．消毒，消毒と大騒ぎすることにも問題はある．
　われわれ日本人の免疫機能が低下していることも大問題だ．
　病原性細菌に対する抵抗力が大きく減退している日本人．←このことを，もっと報道すべきだ！　個人への憎悪感ばかり煽らないでさ！ ＞テレビ局＆「きっこの日記」． 　国の産業と企業が元気だと，国も元気になる．国の活力はチャートにあらわれる．
　チャートから，国富・国力だけでなく，時に，その国の指導者の「質」もわかる．
　指導者が愚鈍だと経済も衰退する．佛国の猿居士などが好例，いや悪例である．
　急激な物価高騰で株価が暴落したベトナムの経済回復には，長い月日が必要だ．
…ということがベトナムのチャートから読み取れる．
　牛肉問題で国内騒然の韓国，そして，インフレが深刻化しそうなアルゼンチンが，
意外と元気だ．経済に活力がある．とくに韓国経済は，ウォレン･バフェットが注目するだけのことはある．←こんなこともチャートから理解できる．
　近々，ＮＹの株価が大暴落し，アメリカが経済恐慌に似た金融危機に見舞われる！
　そして，アメリカは，世界覇権国家から転落する． ←これは，飯山一郎がチャートをつかった 『大崩壊』の理論でくどいほど論じてきたことだ．
　はてさて，アメリカに代わる世界覇権国家は，どの国か？
　…これも，うすぼんやりとチャートには出ている．
　皆さんは，どの国だと思われます？
・「清原のバッティングはシャープが鋭い．」
・「失敗は成功のマザー」
・警備員と相撲を取る．
・ホテルに泊まるとき，職業欄には「長島茂雄」
・スピード違反で警察の職務質問にも職業「長嶋茂雄」
・切符を持たずに電車に乗る，改札で「どうも！長嶋です！」
・「スモウに負けて試合に勝った，ということでしょうか」
・アメリカで服屋の店員に向かって「ズボンを下さい．」
・キャンプ中に記者団に誕生日ケーキを贈られて，（※長嶋茂雄氏の誕生日は2/20）
　「あれー？そう言えば俺の誕生日は毎年，何故かキャンプの時期だなぁ・・・」
・遅刻の言い訳
　「いやー電車が行き先を間違えちゃって」
　「昨日はシャワー食べてうどんを浴びたら１２時になってしまいました」
・血圧降下の効果を強調した健康飲料（アミールS）のCMやってるのに卒中になる．
・行きつけのうどん屋にスパイクで行き「うどんある？うどん」
・試合前「靴下がない！」と大騒ぎ，周りの選手も大騒ぎ，「ごめん，あった」．
　片方の足に二枚履いていたのだ．
・試合後「車の鍵がない」と大騒ぎ，周りの選手も大騒ぎ，
　「ごめん．今日は，新聞社の車に乗せてきてもらったんだ．」
・「勝負は最後まで分からない！ネバーギブアップしてはいけない！」
・「松坂君も風邪を引いたんだって？松坂君もいろいろやってフィーバーですね．」
・上野駅にエンジンを掛けたまま３日間放置，タクシーで帰ってきた． .
　２０日のＮＹダウは，マイナス２２０ドルの大幅安．
　昨日のＮＹ株式市場には，メリルリンチ業績悪化の噂が流れ，シティグループのＣＦＯ（最高財務責任者）の「多大な損失が続く可能性がある」(19日)との言明も不安材料になっていた．
　ともかく，ＮＹダウは１万２千ドルを割り込んだ．３月１０日の安値までは，１１１ドル．
　この安値は，近々，簡単に下抜かれるだろう．
　そして，アメリカは，『大崩壊』に突入する．
　日本の株価も暴落する．現に，昨日のシカゴ日経平均は５００円安の大暴落だ．
.
　『大崩壊』の危機は，目前に迫っている．
　ジム・ロジャーズは米ドルを売り払い，シンガポールに逃げた．
　しかし日本には，危機を危機と認識し警告を発する識者は皆無だ．飯山一郎は識者ではない．老人ボケした予言が，タマタマ，当たっているだけだ．
　危機はチャンスでもある！ 　しかし，危機を危機として認識できない日本は…，
　またもや，大ヤケドするだろう． 　「現在のアメリカの金融危機は史上最悪！」と言ったのはジョージ・ソロスだった．
　伝説の投資家ジム・ロジャーズなどは，米ドルを売り払い，住みなれたニューヨークの自宅も売り払って，シンガポールに移住してしまった．アメリカを捨てたのだ．
　実際，米国では，日々，スタグフレーション（不況下の物価高）と，リセッション（景気後退）が進行している．
　やがて，ＮＹ株式は大暴落する．そして，クレジット・クランチ（信用収縮）が招来され，リーマンが壊滅して，シティやメリル・リンチもヤバイぞ！ と米国は騒然となるだろう．
　こんな悪夢のような近未来を，私は『大崩壊』と名づけて，一目均衡表の理論で説明してきた．
　『大崩壊』で，世界秩序には構造的な変化が起きる．政治地図が変わる．アメリカは世界覇権国家から転落する．世界覇権は，別の新しい国家に移転していく．
　いや，すでにアメリカは，世界覇権国家ではない．だいたい，イラクの泥沼や北朝鮮の核をどうすることもできないようでは覇権国家とはいえない．
　では，次の世界覇権国家は，いったい，どの国なのか？
　答を，ずばり！ 言おう．　ただし本日はチト多忙なので，明日申し上げる．御免． .
　昨夜のＮＹダウは，１３１ドル安，前回（6月12日）の安値を下回って引けた．
　前回の安値を下回ったことで，先安感がさらに高まり，チャート形も悪化した．
　これは，さらなる下落を呼ぶ．もし，さらに２９７ドルほど下落して，３月１０日の安値を切ると，センチメント（株価心理）が大悪化し，１月２２日の安値も，すぐに切ってしまう．
　そして，アメリカは，小生が警告してきた 『大崩壊』 に突入する．
　この 『大崩壊』 はチャート分析上の用語であるが，もっと分かりやすく言えば…，
　『米国金融資本主義の崩壊』である．
　これは前代未聞の恐ろしい事態だ．
.
　いったい，どうしたらいいのか？　恐れることは何もない！
　暴力と資本力で世界を制覇してきた史上最強の大帝国，あの強大なアメリカ合衆国の金融崩壊が見物できるのだから，むしろ大歓迎なのだ！　ヤンヤの拍手喝采だ！
.
　ま，せめて下の文章でも読んで，元気になってくらはい！（爆）
　　・金融危機時の賢い世渡り法
　　・乱世！ 熱烈歓迎！ 　小さな記事だった．だが気になる内容だ．１６日の日経新聞である．

　渡辺喜美金融相は15日、クアラルンプールで開幕した世界経済フォーラム東アジア会議で、米住宅ローン問題をきっかけにした金融市場の混乱を収束するには欧米の巨大金融機関への公的資金注入が必要になるとの認識を示した。「被害を比較的受けていない日本が最後のとりでになるかもしれない」と述べ、米欧政府が動き出せば、日本も協調して資金協力する考えも披露した。
　同会議のパネル討論会で金融相は「財政出動だけで問題は解決しない」と強調。「抜本的な解決には、金融機関のソルベンシー（健全性）を高める必要がある」と指摘し、公的資金による資本増強が欠かせないとの見方を示した。

　欧米！ と，渡辺喜美金融相は言っている．
　欧米の巨大金融機関への公的資金注入が必要になる！　というのだ．
　これは，アメリカだけではない，ヨーロッパの銀行もヤバイ！　ということだ．
.
　考えるまでもなく，アメリカの世界覇権はアメリカが単独で維持してきたのではない．政治･軍事･金融面でのヨーロッパとの緊密な協調関係は，アメリカの世界覇権を支える非常に重要な柱だった．まさに欧米は一体だった．もちろん，いまも一体だ．
　欧米が一体とは，どういうことか？
　９１１の際，イギリスを留守にしたまま，ブッシュに密着し，一体となって行動していたブレアを想起してほしい．ああいうのが一体というのだ．
　日本？　くやしいが，日本なんて番犬でもない．番犬は，ちゃんと敵とたたかう．
　じゃあ何？　役立たずの東洋の黄色い猿．せいぜいがインド洋のガソリンスタンドの給油作業員．（…と思われてることに気づきもしない日本）．
.
　さて，1980年代から昨年まで，欧米は一体となって，繁栄を謳歌し，世界覇権を維持してきた．この間，日本はバブル崩壊不況に苦しみ抜いてきた．日本のバブル崩壊の主因は，欧米資本による激烈な株の売り崩し戦略だった．
　欧米の経済繁栄と栄華の源泉は，戦争とオイルとバンキングの三点セットだった．
　バンキングとは，欧米の投資銀行による金融革命，つまり，「デリバティブ」を使った大儲け戦略である．
　この欧米の投資銀行がヤバイ！　と，渡辺喜美金融相が明言した．それが上の日経の記事である．
　そして，「日本も協調して資金協力する」とも渡辺喜美金融相は明言した．
　これで，日本もヤバイ！　そういうことになった．
　竹中平蔵の思う壺 だからである．　 　秋葉原通り魔事件の犯人は，連日連夜，携帯電話で，掲示板に大量の書き込みを続けていた．
　その数，なんと１日に２５０回以上．１ヶ月では何千回．これは尋常ではない．
　狂ったような大量の書き込み．普通の人間は，こんなことはしないし，できない．
　病的である．　いや，病気だ！　…と心療内科や精神科の医者が明言 している．
　病名は，「静止不能症」，「多動症」，「アカシジア（精神運動性不穏）」．
　このアカシジアという病気は，向精神薬の副作用として発病する．
　つまり，クスリ（向精神薬）を飲まなければ，このアカシジアは発病しない！
　秋葉原通り魔事件の犯人が，クスリを飲んでいたことは明々白々なのだ．
　かくも明白なことを，国も識者もマスゴミも知らんぷり．逃げている．病的である． 　今週は，『アメリカから，産業（住宅建設産業）が消える？』です．ご笑読の程． 　多発する凶悪殺人事件．この原因は 「クスリ」である！
　今回の秋葉原通り魔事件も，犯人は 「クスリ」である！
　毎年３万人の自殺者．この主因も 「向精神薬」である！
　…こう断定して，私は ｢クスリの問題｣を書いてきた．（その目次）．
　しかし…，
　クスリが原因だった！　と認めた途端，何十万人もの自殺者，凶悪事件の犠牲者，ご家族にたいする，莫大な弁償義務と巨大な責任問題が発生する．
　だから，国，製薬会社，医者，マスゴミは，「クスリ原因説」を絶対に認めないだろう．
　みな知らんぷりを続けるだろう．
　そうして，やがて…，
　アヘン戦争前の清国みたいな｢薬禍国家｣ 日本．この国は滅びるだろう．
　…と，私は書いた．この｢滅びる｣という部分だけは，取り消したい．訂正したい．
　なぜなら…，
　われわれの国，日本を絶対に滅びさせてはいけない！ と願うからだ．
　じっさい…，
　｢薬禍国家｣からの脱出を目指す，たのもしい運動が始まっている．
　たとえば，「薬害オンブズパースン会議」という民間の医薬品監視機関がある．
　この民間組織は，本年5月12日，『抗うつ薬SSRIに関する要望書』を，厚生労働省，法務省，日本弁護士連合会へ提出した．（アステラス製薬株式会社，明治製菓株式会社，グラクソ・スミスクライン株式会社，ファイザー株式会社へは郵送での提出）．
　この『抗うつ薬SSRIに関する要望書』は，必読である．
　　☆厚労省、法務省、企業への要望書
　　☆日弁連への要望書
.
　ところで，｢向精神薬｣を飲んでいる人は，私のまわりにも，非常に多い．
　「早漏防止にＳＳＲＩをすぐ処方。診察無料にてＳＳＲＩを処方。浜松町北口１分の男性専門クリニック。」 ―といったＰＲをする医者までがいる時代なのだ．
　良くない！　せめて，きょうの日曜日，私の 『生姜湯，煮干，散歩』でも読んで，色々と考えていただきたい． ・「やっぱり肉が一番好きだけど，最も魚が好きです．」
・記者Ａ「見事なホームランでした．打ったのはスライダーですね？」
　長嶋「ええ，スライダーでした．」
　記者Ｂ「先ほどのホームラン，シュートを打ったんですよね？」
　長嶋「素晴らしいシュートでした．」
・外人に会ったときの挨拶は「See you again」
・敬遠球を打ち，ランニングホームランに．
・金属バット→アイアン，木製バット→ウッド
・「その～，なんていうんですか？ 夢のドリーム？」
・新人の年，一塁ベースを踏み忘れ，ホームランがピッチャーゴロに．
　これで，３割３０本３０盗塁を逃す．
・伊良部について，「シーサイドのアニマルで，クラゲですか．シーサイドの．」
・営業時間前の風呂屋に行き，「おじさん大変だね，客が１人もいないじゃないか」
・王のフライに勢いよく飛び出した長嶋氏，２塁ランナーを追い越しアウト．
・監督になった際にくじ引きの練習を始める，見事に松井秀喜を引き当てる．
・危なかったね．「ぎょく」ですよ「ぎょく」．当たっていたら「ぎょく」が粉々ですよ．
　警察庁によると，「通り魔殺人事件」は，1998年から2007年までの10年間で計67件
発生した．（９日の日経新聞）．　激増である．　なぜなのか？
　下のグラフ． 「精神神経疾患治療剤市場規模」．この１０年間で激増している．
　ようするに，向精神薬が大量に出回った！ ということだ．
　この１０年間に激増した凶悪な殺人事件と，向精神薬．これって，関係ないのか？
　この１０年間，自殺者も激増している．これも向精神薬と関係あるんじゃない？
　関係あるとも，ないとも，誰も何も言わない．マスコミ，国，医者，みな知らんぷりだ．
　そして…，
　凶悪なナイフが悪い．規制する！ 歩行者天国が悪い．ホコ天を中止する．…となる．
.
　クスリが悪い！　クスリが原因だ！ とは，誰も言わない．　なぜか？
　クスリが原因だった！ …こう国やマスコミが認めた途端，莫大な弁償費用と巨大な責任問題が発生する．
　自殺に追いやられた何十万もの方々．また，凶悪殺人事件の犠牲者たち．ご家族．
　この行政責任，政治責任．製薬会社の責任．刑事責任．民事責任．弁償費用．
　どれもこれも，途方もなく，天文学的だ．
　だから，マスコミ，国，医者，みな知らんぷりを続けるだろう．
.
　この国は，アヘン戦争前の清国みたいだ．
　クスリにおかされた，薬禍国家．　…じょじょに，ほろびる． 　本日(6/12)午前のチャートです．ご笑覧のほど． 　秋葉原通り魔事件に関し，３名の医師と話をした．精神科，心療内科，精神内科の専門医師だ．
　３名とも寡黙だった．最初は「あまり言いたくない」といった感じの寡黙だった．
　それでも，要点は話してくれた．要点とは，「重要なポイント」という意味である．
　その「重要なポイント」を報告する．（順不同で，推測も混じるがご容赦のほど）．
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　「薬物反応などは出ていない」という報道を，「普段，犯人が薬物を服用していない」と理解するのは，間違い．なぜなら，たとえばリタリンは，1時間程度でエステル体など普通の化学物質に変化してしまい，しかも，脳細胞に集中し糞尿中には出てこない．
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　「薬物反応などは出ていない」とする警察発表は，「犯人の薬物使用を隠すためだ」と理解してもいい．（犯人の「責任能力」が問えなくなるため．）
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　犯人の「日記＝早朝から深夜まで連続的な書き込み」は，あきらかに病的だ．
　「日記」自体が，正常ではなくなっていることの証拠だ．
　犯行前，躁病が極端に悪化していることが「日記」から読み取れる．
　病名は，「静止不能症」，「多動症」，「アカシジア」，「タシキネジア」．
　ようするに，何かしていないといられない強烈な衝動だ．
　この躁病症状は，薬物使用の結果だ．（…と２名の医師が断定した．）
　飯山：「薬物とはリタリンか？」
　医師：「その可能性が高いが，飯山さん，リタリンだと断定しないほうがいい．」
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　飯山：「吐いては飲む情景が犯人の日記にあるが，これリタリンの特性か？」
　医師：「とくにリタリンは酩酊感を妨げる．結果，大量飲酒が可能になる．」
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　飯山：「ウサギにリタリンを飲ませると，強い闘争的衝動があらわれ，激しい攻撃的
　　　　　行動をとる実験，知ってますか？」
　医師：「飯山さん，人間も同じだよ．」
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　【結論】秋葉原通り魔事件は，薬物使用の結果だった！
　【疑問】このことを，なぜ？　マスゴミは追求しないか？　（答は，またあとで…）． 　今回の秋葉原通り魔事件の本質・核心．　それはクスリである！
　なぜ，日本のマスコミは，本質を避け，核心を外すような報道姿勢なのか？
　たぶん，おそろしいタブーのひとつなんだろう！　クスリの問題 は．
　老人の私は，もういつ死んでも平気だし，恐いもの知らずだから，この際，核心的な真相を，ズバリ！ と書く．
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　さて，リタリン．この向精神薬を昨年１年間に１０万錠以上処方していた医療機関が，全国で１３施設もあったという．（厚生労働省の調査）．
　リタリンだけでも，この有様．向精神薬全体では，何千万錠という向精神薬が全国にバラまかれた．この向精神薬こそ，凶悪殺人事件の「原因物質」なのだ．
　３月に荒川沖駅で起きた文化包丁での８人殺傷事件も，今回の秋葉原の事件も，「人を殺したかった．誰でもよかった」…と，人間が，いとも簡単に「殺人鬼」に変身してしまう「原因物質」．
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　今回の秋葉原事件は，犯人が事件前に書いた文章が大量に残されている．
　犯人は，毎日，「早朝覚醒」しては深夜まで，狂ったように掲示板に投稿し続けた．
　いや，狂っていた．「物質誘発性感情障害」という狂い方，ようするに薬の副作用だ．
　錯覚と誤解で興奮して凶暴になったり，異常な被害妄想症状が持続したりと，犯人の躁状態（躁病エピソード）は，クスリによって誘発された感情障害である．精神分析や薬理学のプロなら即座に分かることだ．
　なぜ日本のマスコミは取材しないのか？
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　「日記」の内容にも，クスリ常習者独特の表現がある．
　たとえば「薬が無いからポカリを一緒に飲んでみたら、よく回った」というものだ．
　ポカリ・スエットまでドラッグ（クスリ）として扱っている．これは真性の病気である．
　リタリンの副作用もでている．「汗疹かゆい」という部分などが典型例だ．
　その部分を以下に載せる．
　－－－－－－－－－－（ 犯人が書いた「日記」から抜粋 ）－－－－－－－－
　　・06/04 17:36
　　　汗疹かゆい
　　・06/04 17:36
　　　引っ掻いたら流血した
　　・06/04 17:48
　　　痛い
　　・06/04 19:27
　　　飲みすぎた
　　・06/04 19:45
　　　ちゃんと吐けた
　　　素晴らしいことだ
　　・06/04 19:46
　　　まだ呑める
　　　それとも一旦寝てまた起きてから呑むべきか
　　・06/04 19:47
　　　薬が無いからポカリを一緒に飲んでみたら、よく回った
　　・06/04 19:48
　　　なんか体中ぶつぶつだ
　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
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　●医療用医薬品の添付文書情報
　　　・リタリン
　●犯人が掲示板へ書き込んだ記録
　　　・６月３日
　　　・６月４日
　　　・６月５日
　　　・６月６日
　　　・６月７日
　上のリンクは，資料というか，証拠である．
　リタリンの「慎重投与」の「行動障害、思考障害又は躁病エピソードの症状が悪化する…」の部分や，「その他の副作用」の「過敏症・紅斑等」といった部分を，犯人の日記と照合しながら読むと，核心が見えてくると思う．
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　ともかく，「クスリの問題」を早急に解決すべきだ！　しかし，無理だろう．
　凶悪事件が多発する「薬禍の時代」．…日本の将来が心配である． 　いま，秋葉原通り魔事件の犯人が，護送車に乗せられ，万世橋署から出ていく．
　鈴なりの報道陣が，遮蔽された車の窓に向かって無数のフラッシュを焚く．
　何を撮ろうというのか？　何が撮れるというのか？
　むなしいエネルギーが，益もなく費やされている．
　テレビ局は，朝から晩まで犯人の些細な周辺や生い立ちや家族関係を，青森までも飛んで，延々と映し出している．
　すべてが，どうでもいい映像だ．事件の本質に迫る，戦慄すべき報道は皆無だ．
　本質を避けているようにも見える．核心から逃げているのか？
　「クスリ」 のことは，誰も言わない．可能性にすら触れない．
　（このサイトを読みにくるテレビ関係者は，けっこう多いのだが…．） 　「シラス」とは，鹿児島では堆積した火山灰のことだが，普通は「稚魚｣のことだ．
　最近，私は，鹿児島，和歌山，小田原などで「シラス」を食べまくった．
　「シラス」は，魚を丸ごと一匹食べることなので，私は，たくさんのミネラル，とくにカルシウムを摂取したことになる．おかげで，イライラが皆無というか，精神が澄んだ感じになり，ミネラルの作用で胃腸の調子も格段に良くなった．「絶好腸」である (笑)．
　鹿児島で食べたのはウナギの稚魚だ．見た目にもウナギと判る，細長い稚魚だ．
　うまい！　美味しい！　贅沢なことだ！ と思いつつ，私は，｢シラス｣を堪能した．
　私の生まれは栃木県．栃木は「海なし県｣　なので海産物が高い．海の魚は贅沢だと思う．高くても仕方ないと思ってきた．
　ところが日本は四方が海で，ほとんどが｢海あり県｣．海の魚を贅沢だと思わず，高いと買わない．つまり，日本には，「魚＝贅沢(高級)＝高額」という意識がないのだ．
　「魚＝高級」という認識がないことが，日本から魚が消えていく理由だ！ と指摘しているのは，先日の『朝鮮日報』だ．
　お隣の国，韓国が，わが国をどう見ているか？ という観点から『朝鮮日報』を読むのも，たまには面白い．
　きょうは，ひとつ，『朝鮮日報(日本語版)』でも読んで，魚の問題を考えてみて下さい．
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　８日午後，秋葉原で，通り魔事件が発生した．
　犯人の男（25）は大声で奇声を発し，狂ったようにナイフを振り回し，次々に通行人を刺していった．死者７人，重軽傷者１０人という惨事である．
　取り押さえられた犯人は，警察で，次のように供述しているという．
　「生活に疲れた．世の中が嫌になった．人を殺したかった．誰でもよかった.」
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　「人を殺したかった．誰でもよかった．」…無差別殺傷事件にワンパターンのセリフである．　この原因はクスリである！　向精神薬である！
　しかし，クスリの可能性についてすら，マスゴミはまったく言及しない．
　日経新聞などは，次のようなズッコケ･コメントを載せている．
＞中央大の藤本哲也教授（犯罪学）は，「普段注目を浴びない人は逆に自己顕示欲が
＞強く，注目されたい意識の表れ」と分析している．
　この大学教授，専門馬鹿ちうより真性馬鹿だ．
　どんなに自己顕示欲が強くても，どんなに注目されたくても，人は人を殺さない！
　まして，無差別殺傷事件だ．理性のタガが完璧にはずれ，完全に狂った時しか，人は，無差別殺人事件をおこさない．
　理性のタガを完璧に破壊し，人を完全に狂わせるモノは何か？
　クスリである！　例えばリタリンである！　この可能性をマスゴミは追え！
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　しかし，今回も，マスゴミはワンパターンのセリフを言うだけである．
　「警察が犯行の動機を詳しく調べています」．